2012年5月

閉店間際のスーパーで、いつものように半額となっている刺身を購入した。今日はカツオだ。それを生姜醤油に漬けてから片栗粉をまぶして、竜田揚げとしてみた。

カツオ、新タマネギ、生姜、キュウ ...

スーパーの食品売り場で、以前から目にしながらも、これまで買い求めたことがなかった野菜のひとつが「豆苗」だ。

名前からしてスプラウトの一種であることはわかったが、スッキリと伸びたかいわ ...

時間がない。

今日も帰りが遅かった。家にたどり着くと、すでに日付が替わりそうだ。

自分の時間を何と引き替えにしたのだろう、と考える。

もちろん何も結果がないわ ...

『話がピーマン』

その言い回しが流行ったのは、私が小学生の頃だった。話の内容に中身がないというほどの意味で、「話が空虚だ」や「言っている意味がわからん」の婉曲表現として、子供の間でも ...

そばに比べて、うどんを食べる機会は少ない。

麺食の内訳比率としては、パスタ５、ラーメン2.5、そば２、うどんその他0.5、てなとこだろう。

玉うどんや冷凍うどんが手軽で美 ...

焼き魚が食べたいと思った。

頭に浮かんだのは、脂ののった焼き塩鯖だ。焼き目がついた皮を外して、箸で身をほぐすとしたたるサラッとした脂は、いくら食べてももたれることがない。

会社からの帰宅が、近所のスーパーの閉店時間には間に合わなかったので、夜中０時までやっている別の店に寄った。しかし生鮮食品の棚はほとんどカラだ。どうにか豚コマと新タマネギ、ぶなしめじを手に入れた。 ...

冷たい雨が降りしきる帰り道だった。

長袖のランニングウェアに、膝上のランニングタイツという格好は、この季節としては薄着とは言えない。しかし今晩は濡れた手がかじかむほどの寒さだった。

子供の頃、骨付きの鶏もも肉が一番の御馳走だった。

味はもちろんのこと、骨を持って肉にかぶりつくという食べ方にも、ハレの御馳走にふさわしい非日常性があった。

自分で食べるも ...

ベランダの再起をかけるゴーヤが芽吹いた。

水に浸して４日目で発根した種をポットに蒔いた。今日で２週間目。プランターに植え替えるのは、まだ時間がかかりそうだ。

苗を買ってき ...

昨晩は、日付が替わってどうにか仕事の段取りがつき、家に帰ろうと思った矢先に雨が降り始めた。窓に叩きつける風雨は、すぐに雷雨に変わった。

泣きたい気分だったが、ケインの朝ご飯のこともあ ...

今日も仕事が遅かった。シャワーで汗を流し、洗濯物を干してから飯を作ると、ヘタをすると日付が替わりそうな勢いである。

こういう時は、炒め物に限る。幸い、冷蔵庫には野菜の買い置きがあり、 ...

先日作った「いかゲソ・パスタ」のチャーハン・バージョンである。

ベランダのプランターに植えたシソが根付いたようで成長を始めた。その葉を６枚ばかり摘んできた。

チャーハンの ...

今日も近所のスーパーの閉店に間に合った。ケインのキャットフードを買い求めてから、食品売り場へ向かった。キャベツなどの野菜数点とハマグリを買った。

アサリに比べてハマグリはほとんど買う ...

外出すると日差しが強く暑いほどだったが、乾いた部屋が吹き抜ける部屋の中は涼しく、午前中は肌寒いくらいだった。

この季節、休日で家にいる限り、ケインはほとんどの時間を私の膝の上で過ごす ...

ひとり暮らしの自炊は、少量を調理するためにコストパフォーマンスがあまりよろしくない。たくさん作っても残り物が出てもったいないという意見があるかもしれない。

もちろん、うなずける見解で ...

ラーメンライス、なんと魅惑のメニューだろう。

ラーメンスープの絡んだ麺をおかずに食べるご飯も美味いが、ラーメンにご飯を入れて食べるのも捨てがたい。うま味調味料が過度に添加されたカップ ...

午後から短時間の間に降った大雨が空気中の粉塵を洗い流したからか、通勤ランでの帰り道、ひんやりとした夜気は澄み渡り、運河の水面に反射する街灯は、ハッとするほどくっきりとした輪郭をもって瞬いていた。 ...

今日はどうにか近所スーパーの閉店間際、１０分前にギリギリセーフ。

「食品売り場の営業時間をお知らせします、まもなく閉店しまーす」アナウンスを聞きながら、さっと物色して、鮮魚売り場で「 ...

いよいよ通勤ランでは汗まみれの季節がやってきた。

今日も帰りはとても遅かった。人通りのない夜道を走っていると、特定の場所で、この季節ならではのにおいをかぐことがある。ひとつは「ハゴロ ...