特撰精肉ステーキ丼【東京マラソン慰労ギフトきたる】
このブログに書いたかもしれないが、私にとって食肉の順位は、わりとはっきりして
- 鶏肉(ダントツ、ハレでもケでもOK)
- 豚肉(まあまあ普通)
- 牛肉(滅多に買わん)
となっている。食材としてビーフをほとんど買わないし、それほど重要視していないのは、値段とか味とかはあまり関係なく、これまでの人生で口にした頻度の問題であろうと思う。
そんな馴染みの薄い牛肉ではあるが、思わぬところから高級食材がやってきた。
東京マラソンの慰労ということで両親から送られてきたのだった。今朝、冷蔵の宅配便で到着したギフトは、桐の箱に収められた、超霜降り牛ステーキ肉2枚だった。丁寧にラップで梱包された牛肉は、非現実なほど霜降りで、添えられた牛脂は目が痛いほど白い。
これはできるだけシンプルに直球勝負が正解だろうと思い、とりあえず米を研いで炊飯器のスイッチを入れた。
牛肉と牛脂以外に用意したのは、ニンニク、ぶなしめじ、菜の花、インゲン。
牛肉はあらかじめ室温に戻しておき、両面に塩と胡椒をふる。牛脂を溶かしたフライパンでニンニクをじっくり炒め、色づいたら取り出しておく。火を強め、フライパンが熱々になったら牛肉をどーん!
1分弱で肉を裏返し、さらに1分も待たずに肉を取り出す。フライパンにたっぷり残った油で菜の花、インゲン、ぶなしめじを炒める。最後に軽く塩と醤油で味付け。皿に盛った1.5合の炊きたてご飯に、切り分けたステーキと付け合わせの野菜炒めをのせたら、特撰精肉ステーキ丼の出来上がり。
私が知っている牛肉の概念を覆す柔らかさだった。牛脂で炒めたインゲン、ぶなしめじ、特に菜の花が美味い。肉汁がしみこんだご飯が、箸の動きを加速させる。とりあえずデジカメで写真を撮ったら、食べることに専念して、あっという間に 1.5合を完食した。
食べている時はサラッとして甘みさえあった牛脂だったが、食べ終えてからずしっときた。オリーブオイルたっぷりのパスタは、お腹いっぱい食べても重いと感じないのだが。
あと1枚は明日の晩かな。同じメニューではつまらないし、さあ、どうしよう。
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