睡蓮の植え替え【ベランダ再生計画その1】
今日は晴天、気温がぐんぐん上がって初夏を思わせる陽気だった。
昼過ぎから、やるべきことの第一弾に取りかかった。
ベランダ睡蓮鉢の再生である。
秋、冬とほとんど放置されていた睡蓮鉢の現状が上記だ。
思い付いた時に水だけはじょうろで足していた。夏に清楚な花を咲かせたホテイアオイは枯れてしまったようだ。室内の水槽からほんのひとつまみ持ってきたウィローモスが鉢の四分の一をおおい、減水にも耐えて水上葉を展開している。気温が上がり、うじゃうじゃいるミナミヌマエビの動きは活発で、とろろ昆布のような緑のアオミドロがすべてを覆い尽くしている。
枯れたホテイアオイの残滓とアオミドロをすくって捨ててから、睡蓮を植えてある鉢を引き上げる。
睡蓮の根が鉢の端から飛び出ているのがわかる。新芽を出し始めているこの時期は、植え替えには少し遅すぎたようだ。
鉢の中は睡蓮の根が回ってぎちぎちだった。バケツにくんだ水で根の周りの泥を落とす。
用土に水を足して泥を練り、洗った植木鉢に油粕と一緒につめる。睡蓮株は古い根をあらかた切り落として植える。
カヤツリグサの鉢は、古い葉とアオミドロを除去。
ここまでゆっくり作業をして二時間近くかかった。ふと見ると、網戸の向こうではベランダ警備隊長がアンニュイな昼下がりを満喫中であった。
睡蓮鉢に水を張り、手入れが終わった植木鉢を沈める。茶色の濁りはしばらくとれないだろう。濁りがとれたらメダカを買ってこようと思う。
暑いくらいの陽気で伸び始めたケイン。今日は冬の間ケイン用に出している小さなホットカーペットを仕舞ったのだ。次に居心地の良いらしい膝の上に乗ってくる。しかし、こうやって膝の上に乗ってくるのも梅雨が終わるまでだ。
また夏がやってくる。そう実感した一日だった。
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