2021年・真夏のベランダ、推しYouTuber
2021年の真夏を迎えた我が家のベランダの一コマです。
睡蓮鉢のビオトープでは、めだかの稚魚(針子)がたくさん泳いでいます。
葉をたくさん伸ばしている睡蓮は、ここ何年も花を咲かせていません。株は鉢に植えて沈めてあるので、取り出して植え替えが必要なのかもしれません。
睡蓮鉢の内側を覆っているのはウィローモスで、水中に繁茂する細長い葉の水草はピグミーチェーンサジタリアです。どちらもすごい昔(20年近く前)にアクアリウム水槽を維持していたときの末裔です。サジタリアはあまりに茂りすぎて、めだかが泳ぎにくいだろうと、かつて完全にすべてを抜いて睡蓮鉢から排除したつもりなのですが(座布団一枚くらいの量がありました)根の一部が残っていたらしく、気づけばこの有様です。ウィローモスもサジタリアも熱帯魚水槽の水草ですが、冬の屋外の寒さ(睡蓮鉢に氷がはる日もあり)を乗りきることができるのですね。
その他うじゃうじゃいるミナミヌマエビとタニシも、かつてのアクアリウム水槽からの子孫たちですね。
空芯菜とバジルとローズマリーです。真夏の西日も物ともせず(ただし、毎日の水やりは重要)元気いっぱいな面々です。
空芯菜の葉に、珍客を発見しました。
これはコガネムシ? カナブン? 空芯菜食べるの?
調べてみるとコガネムシでもカナブンでもなく、ハナムグリの仲間(シロテンハナムグリ)のようです。
- コガネムシ 葉を食べる
- カナブン 樹液を食べる
- ハナムグリ 花粉や花の蜜を食べる
という違いがあるようです。知りませんでした。
ハナムグリを写真に収めようと四苦八苦していると、真夏特有の夕立がきて強い雨が降り出したので、ちょっと部屋で観察してみます。
机にのせると表面がツルツルして歩けず、すぐひっくり返ってしまうので、かまぼこの板にのせてみました^^
甲虫特有のにぶい輝きや、触覚や足先のギザギザなどの細部がかっこいいですね。
子供の頃、夏休みの朝は、団地の広場で行われるラジオ体操から始まりました。外に出るのにエレベーターなんかは使わず、非常階段(外階段)を使います。それも、すぐに階下に降りるのではなく、いったん数階上がってから降りてくるのです。
何故そんなことをしていたかというと、夜の間に外階段の電灯に引き寄せられた甲虫類が壁にしがみついていることがあるからです。私が住んでいたのは都会なので、憧れのカブトムシやクワガタは見つかりませんでしたが、カミキリムシやカナブンは見つけることがありました。
いま私が住んでいる地域でも、子供たちは虫網を持って団地の周りに植えられた樹木の間を走り回っています。子供にとって虫取りは、今でもロマンがある遊びなのでしょう。
ハナムグリは、ケインに見つかると受難が予想されるので、夕立が止んだベランダに放してあげました。
虫取りといえば、こちらは私が最近ハマっている YouTuber の動画です。
九州は、たぶん大分を拠点に活動されている女性 YouTuber ですが、その可憐な容姿と可愛い声に似合わず、熱いDIY (Do It Yourself) 魂がすごいです。
自宅の庭を耕して畑を作り、池を掘ってビオトープを作り、レンガを組んで竈を作り、クルマの内装を車中泊仕様に改造するなど、全部一からひとりで工夫してやり遂げようとする姿は見応えがありますね。もちろん、うまくいかないこともありますが、動画のコメント欄は「突っ込みどころ満載だが、とにかく癒やされる」という類いのあたたかさに満ちているのもいいところです。
メインコンテンツの海釣りは、ちょっと怖いほどの超大物あり、釣果の調理動画を含めて、私にはまったく別世界ですが、釣った魚を美味しく食べたいという DIY 魂は共感できますね。また、釣り上げた魚とのツーショットで入る「袋に入れて大事に持って帰りました」というテロップも、とても好感が持てます。
そして、もう一つのコンテンツが「クロ♂」「ねねこ♀」という2匹の飼い猫との日常ムービーです。
生後2ヶ月頃の出会いから記録されており、子猫特有のハイテンションは、まるで十年前のケインを見ているようで、とても懐かしい気持ちがしました。
いままで子猫の面白ムービーは色々と見てきましたが、そのすべてを上回る驚きがあったのがこちらの動画です。
新しくやって来た子猫のねねこと、先住猫のクロと初対面ドキュメンタリーです(2021年8月現在 488万再生!!)
安全のために、ねねこはケージの中に入れられています。
その部屋の引き戸を開けて、恐る恐る入ってくるクロ。そして初対面でしばし固まる2匹。
数秒後、それまでよほど淋しかったのでしょうか、ねねこは初めて見るクロにも物怖じせず、狂喜して近づこうとします。しかしケージがそれを阻みます。
ミャーミャー鳴きながら、テンションマックスでケージ内を駆け回るねねこですが、無情にも金属の格子により、それ以上クロに近づくことはできません。
そしてその時、奇跡は起こります。
ねねこの無垢で無謀なハイテンションが、当たり前の物理法則をぶち破る瞬間を目の当たりにして、視聴者は驚愕することでしょう。
そ、そんなことができるのか!と^^
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