リーズナブルを超える焦がし玉ねぎと卵のレトルトカレー
1袋100円あまりのリーズナブルなレトルトカレーは、レンジアップで簡単に温められることもあり、忙しいときや自炊のやる気が起きないときにはよくお世話になっています。
「リーズナブル」という言葉の本来の意味は、その評価・価格には妥当な理由(reason)がある(able)ということです。
たった100円で手間も時間も節約できるレトルトカレーは十分にリーズナブルですが、食べ続けるとさすがに飽きるときがあります。
そんなときは、お惣菜のカツをのせてカツカレーなんてよくやりますよね。私もこれまで数限りなくお世話になってきました。
これはメインの食材をカツにしてカレーをソースとする作戦ですが、今回のレシピは、玉ねぎと卵を使ってカレーそのものをレベルアップする秘策?です。
一見チープに見えるかもしれませんが、味は折り紙付きです(私の😅)
リーズナブルなレトルトカレー | 1袋 |
玉ねぎ | 1/2個 |
卵 | 1個 |
サラダ油 | 大さじ2 |
ご飯 | 適量 |
玉ねぎは薄くなりすぎないように、5mm幅くらいに切ります。玉ねぎに火は通しますが、食感を残すことが重要です。卵は容器に割りほぐしておきます。
フライパンにサラダ油を熱して玉ねぎを加えます。火加減は強火です。弱火ではありません。
玉ねぎ全体の白っぽさがなくなるまで強火で炒めていくと、端の方は焦げてきます。これくらいが炒め終わりです。
「水分が飛ぶまで炒めた飴色の玉ねぎ」はスパイスカレーには欠かせないものですが、ルーを使ったカレーには無縁のものです。私も以前は勘違いしていましたが「カレーなら飴色玉ねぎ上等」は都市伝説だと今では思っています。
最後に溶き卵を回し入れます。
菜箸で混ぜながら加熱して卵が固まったら火を止めます。卵に比して玉ねぎが多いのできれいにまとまりませんが、カレーをかけるので気にする必要はありません😤
お皿によそったライス(今回は玄米を使いました)に炒めた玉ねぎと卵をのせます。何かの罰ゲームで出てきそうなメシマズ感がありますが、ここでも気にする必要はありません😤 レンジアップしたレトルトカレーを上からかけてできあがりです。
たっぷり入った玉ねぎの歯応えと甘みが加わるだけで、いつものリーズナブルなレトルトカレーが別物になります。良質なタンパク源である卵も、栄養素が偏りがちなレトルト食品には優秀な追加食材です。
このレシピは特に狙ったものではなく、偶然に発見したものです。
食材が何もなくてレトルトカレーでも食べようと思ったときに、たまたま冷蔵庫にあったのが「玉ねぎ」と「卵」だったわけです。とりあえずテキトーに炒めて、カレーにのせればいいや、というノリでつくりました。味に期待してつくったわけではありません。
食べてみてそのおいしさに驚き、翌日、改めてブログ用に写真を撮りながらつくりなおしたものです。
思い付いて「玉ねぎ炒め レトルトカレー」で検索してみたところ、同じような発見にたどり着いた方の cookpad 投稿が見つかりました。2008年のものです!
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