
真夏でもイケる・茄子と豚肉のつけ蕎麦
こう暑い日が続くと、温かいスープの麺類は食べづらいものです。
必然的に麺類をいただくなら「冷やし」となりますが、具材にお肉を使う場合には、動物性の脂は30℃前後から固まり始める、ということを考慮する必要があります。
スープに浮かんだ白く固まった脂は興ざめですし、おいしくもありません。
そこで、茹で鶏やお湯をくぐらせた豚肉など、脂を落とすひと手間をかけて使うことになります。
とはいえ、暑い季節でも脂の浮かんだこってりスープで麺を食べたいときはあります。
そんなときに有効なのが「つけ麺」「つけ蕎麦」「つけラーメン」などの、冷やした麺を温かいつけ汁でいただく「つけ系麺類?」です。
今回は茄子と豚肉で、つけ蕎麦をつくりました。
茄子 | 1本 |
豚もも肉 | 100g |
細ねぎ | 少々 |
生姜 | 1かけ |
生蕎麦 | 130g |
蕎麦つゆ | 1パック |
めんつゆ | 大さじ1 |
水 | 100ml |
ごま油 | 小さじ2 |


茄子は縦半分に切ってからななめ切りにします。豚肉は食べやすい大きさに切ります。生姜はすりおろし、細ねぎは小口切りにします。

鍋にごま油を熱して豚肉を炒めます。

豚肉の色が変わったら茄子を加えます。茄子はほとんどの油を吸ってしまいますが、ここで油を足す必要はなく、かき混ぜながら加熱を続けます。

やがて茄子に火が通ると茄子は縮み、吸収していた油が出てきます。

ここでめんつゆを加えます。蕎麦についてきた「つゆ」だけでは足りなそうだったので、めんつゆ大さじ1と水100mlを追加しました。すりおろした生姜を加え、ひと煮立ちさせたら火を止めます。


お蕎麦を茹でて流水で洗い、ザルにのせて食卓に運びます。つゆを丼に移し、ほそねぎを散らせてできあがりです。



今回は脂肪が少ない豚もも肉を使いましたが、炒め油(ごま油)だけで適度なこってり感になりました。
最後につけ汁に加えたすりおろし生姜が、さわやかな辛みで味を引き締めたのもよかったです。
📷
余談・手打ち蕎麦の写真
私が普段、写真を撮るのに使っているのは、コンデジの RICHO GR III と、ミラーレス一眼のオリンパス OM-D E-M5 MakrII です。
どちらも使用歴は長く、日々の自炊ブログ写真はもちろんのこと、10年前の登山にも携行した愛機です。
スマホはiPhone SEを使っていますが、そちらのカメラはメインに使ったことはありません。理由は薄すぎてきっちりホールドできないからです。
ただある程度の防水性能があり、何といってもその軽量と携行性からアウトドアでは(バッテリー問題を解決できるのなら)メインにできるのではないかと考えています。
いま React Native アプリを個人開発しているのですが(Claude Code バンザーイ)、

その関係で、iPhone を MacBook Pro にUSBケーブルで接続する機会がありました。
写真の管理はすべて、何年も前から Adobe Lightroom Classic で行っています。
デジタルカメラからの画像ファイルの読み込みはSDカード経由ですが、そのタイミングでiPhoneが有線接続されていると、そちらの画像データも Lightroom で参照が可能となります。
スマホの写真はiCloudで管理されています。その中には、機種変更を乗り越えた古いものも多く、Lightroom に取り込んでいないデータがほとんどです。改めて確認すると懐かしい写真がたくさんありました。
その中にあったのがこちら、手打ち蕎麦の写真です。




これは山に登るために宿泊した宿で、蕎麦打ち体験をしたときのものです。包丁で切るのはもちろんですが、のし棒で蕎麦生地を薄く均一にのばすのがとても難しかった覚えがあります。
「趣味の蕎麦打ち」というと、そこはかとなくド昭和アナクロニズム「男の料理」のにおいがしますが、
しかし実際に試してみて、そんなちゃらんぽらんな遊び心では、まったく歯が立たないことだけはわかりました。

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