ホタテと小松菜のオイスターソースであんかけ丼
通勤ランナーとして走るようになって、14年ほどの年月が過ぎた。それが日常となってしまえば、身体的にも精神的にも「昨日と同じ繰り返し」という意味では、通勤電車に揺られるのと変わらなくなる。季節や天候の影響をもろに受けるとしても、あの殺人ラッシュに巻き込まれるよりは、遙かに気楽であると思うのだ。
普段は何ということもない通勤ランが、とても苦しく感じる日がたまにある。頻度は、ひと月にいっぺん、あるいは二月に一回くらいかもしれない。いつも行きではなく、帰りにそういう状態になる。特に仕事がハードだったわけでもない。憂慮すべき不安があるわけでもない。思い当たる節はないのだが、走るのがやけにしんどい。
今日が、そんな日だった。
晩飯を作る元気もなかったのだが、シャワーを浴びたら少し復活した。冷蔵庫には、日曜に買った冷凍ホタテが解凍してあった。ご飯は昨日の残りがある。
ホタテはスライス、小松菜一口大、ニンジン薄切り、長ネギ斜め切り、合わせ調味料(水 150ml、鶏ガラスープの素小さじ1、オイスターソース小さじ1)、片栗粉大さじ1
ニンジン、ホタテ、小松菜、長ネギの順番に炒めていく。合わせ調味料を入れて強火でさっと煮て、水溶き片栗粉ですべてをまとめる。丼ご飯にかけて完成。
オイスターソースの合わせ調味料が勝ち、ホタテが隠れてしまった。具材としては豚バラ肉の薄切りなどの方が釣り合ったかも。もちろん、これでも十分美味しかったが。ホタテ貝柱の缶詰を汁ごと使い、オイスターソースなしでやってみてもいいかもしれない。
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