アサリとバジルのパスタ
昨日は、いつも行かない駅前のスーパーに立ち寄った。そこは夜中の0時30分まで営業している中型スーパーで、品ぞろえもなかなか充実している。ただ通勤ランのコースからは外れてしまうのが惜しいところだ。
そこの野菜売り場で青々としたバジルを見つけた。よく見ると用土が入った小さいポットに植えられたもので、園芸コーナーに並べられていてもおかしくないものである。この季節なので温室で栽培されたものだろうが、見つけたことがうれしくなって買ってしまった。
バジルを使った料理といえばパスタであろう。具は何にしようかと考えたところ、やはり旬のアサリでしょう、ということになった。バジルから連想されるのはトマトソースであるが、ネットで調べるとバジルソースを使ったレシピが多かった。イブの苦い思い出があるが、休日で時間もあるのでリベンジしてみよう。
アサリは砂抜き、パスタ、トウガラシ
ここでミルサーの出番である。
バジルの葉 15g、松の実大さじ1、ニンニクス1をスライス、オリーブオイル 20ml をミルサーに。
液体が少ないのでこのままスイッチを入れてもミルサーの刃はむなしく空転するだけ。そこでシェイク!シェイク!両手でしっかりホールドしたら、激しく上下にブン回す。
大さじ2くらいのバジルペーストができた。ちょっと味見してみる。味、香りともになかなか強烈だ。
オリーブオイルにニンニクとトウガラシの成分を抽出したらいったん火を止める。アサリと白ワイン 50mlを入れて再点火。蓋をしてフライパンをゆするながら加熱して、アサリが開いたらソースの完成だ。
茹であがったパスタを入れたら、バジルソースは大さじ1くらいだけ入れてみる。このソースに関しては、「多は少をかねない」ので要注意である。
バジルソースの加減は、絶妙にちょうど良かった。バジルの香りは高いが、嫌味にはなっていない。アサリのうまみと相まって、なかなか良いパスタでした。ミルサーを出動させた甲斐あった。
アサリの身をつまんでいると、これは! いつぞやの「二枚貝と共生するというピンノ」ではないか。この前はカキであったが、この度はアサリであった。一蓮托生とはまさにこのこと。南無~。
ディスカッション
コメント一覧
こんばんは。
本日も興味深く拝見。春菊のジェノベーゼから鳥のそぼろ丼まで遡ってしまい…。
やっと戻って来られました。
ミルサーあるとやはり便利ですよね。バーミックスを買おうか…迷うところです。
こんばんは。ちゃちゅけさん。
おお、【terrible】シリーズをご覧になったのですね。
自分で作ったものですから、並大抵のことでは音を上げないのですが、terrible付き は、本当にヤバイやつです。失敗をさらすも悪くないと思い、投稿しています。
とにかく「濃すぎる」のは取り返しが付きませんね。何度も味見をしながら調理するというのが正解ののでしょうが。