ちぢみホウレン草と豚肉の炒め物
一年で一番寒い時期になると出回るちぢみホウレン草は、色濃い厚みのある葉が特徴の、野趣あふれる野菜である。芹とか菜の花が好きな私は、こういうのを見ると、どうしても手が伸びてしまう。
今日は薄く切った豚肩ロースと一緒に炒めた。味付けは、ニンニクと塩と胡椒だけ。野菜炒めはシンプルな方が美味しいと思うのだ。
ちぢみホウレン草、豚肩ロース、卵、ニンニク、菜の花
ちぢみホウレン草はよく洗って土を落とし、刻む。豚肩ロースは薄切りにして塩と胡椒を揉み込んでおく。
まずサラダ油をひいて卵をサッと炒めて、皿に取り出しておく。
次に、豚の脂身を加熱してラードが出たらニンニクを炒める。ニンニクが色づいたら取り出し、豚肩ロースを炒める。
中火で豚肉にじっくり火を通したら、火を強めてホウレン草の茎から炒める。
ざく切りしたホウレン草を、量に臆せず中華鍋に放り込む。強火のままお玉で上下をひっくり返していけば、あっという間にかさは減る。卵焼きを戻し、塩と胡椒で味付けしたら出来上がり。取り出しておいたニンニクのチップを飾る。
冷蔵庫に残っていた菜の花は味噌汁にした。
油で炒めたちぢみホウレン草は味が濃く、豚肉や卵を差し置いて主役となった。
豚肉を焼くとしたら、肩ロースが一番美味しいと思う。味もさることながら、適度な歯ごたえがいい。
菜の花は味噌汁にしても絶品だった。
簡単な夕食だったが、ご飯が進む進む。あっという間に、ごちそうさまでした。
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