パン粉とアンチョビのパスタ

YouTube のお勧めで、見たことのないパスタの調理動画がありました。

Spaghetti con le acciughe e il pangrattato Italian food official 2023

動画はニンニク、オリーブオイル、アンチョビをフライパンに入れて、炒めるところから始まります。ソースを作っているのでしょう。これはわかります。

次に、別のフライパンに「米ぬかのような」謎の粉を入れ、オリーブオイルと合わせて炒めています。

動画を観たあとに調べてわかったのですが、謎の粉は「パン粉」でした(ちなみに米語では日本製のパン粉を指して “panko" という単語が使われているのですね。今回レシピを調べていて知りました)

アンチョビとニンニクのソースに茹でたパスタを加えて合わせ、最後に炒めたパン粉を加えています。使う食材も、調理法も、できあがりの見た目も、至ってシンプルです。レストランで供されるものではなく、究極の自炊飯のようです。

これはつくってみるしかありません。

パン粉を使ったパスタは、特に南イタリアの伝統的な料理であり、農村部の家庭料理に由来しています。一般的に、「cucina povera」(貧しい料理)とも呼ばれ、シンプルで手頃な食材を用いて美味しく、栄養価の高い料理を作るという考え方が特徴です。パン粉は、古いパンを無駄にしない方法として、また、チーズのようなより高価な食材の代用品として用いられました。パン粉を使ったパスタは、この「cucina povera」の代表的な例と言えるでしょう。

パン粉を使うことで、パスタに追加の風味とテクスチャが加わります。パン粉は、ソースがよく絡む表面を提供し、また、焼いたりトーストしたりすることで、パスタに美味しいクランチ感を与えます。パン粉のパスタは様々なバージョンがあり、地域によって異なる食材が加えられますが、アンチョビとニンニク、チリフレーク、パセリ、レモン、そしてパルメザンチーズが一般的な食材です​1​​2​。

Written with ChatGPT-4

日本で、このパスタを紹介されている動画です👇

食べ過ぎ注意!【南イタリア伝統の家庭パスタ】これは簡単過ぎたかも?
材料
パン粉30g
アンチョビ3切れ
ニンニク1かけ
唐辛子1本
パセリ適量
パスタ140g
オリーブオイル大さじ3
大盛1人分
使う食材の写真

ニンニクはスライス、唐辛子は輪切りに、パセリはみじん切りにします。包丁を使うのはこれだけです。

まずパン粉を炒めます。

フライパンにパン粉、アンチョビ、オリーブオイルを入れた写真

パン粉にも味を付けたいのでアンチョビ1きれを加えます。写真ではパン粉も一緒に入れてしまいましたが、これは失敗です。まず最初にオリーブオイルでアンチョビを炒めてから、パン粉を加えましょう。そうしないとアンチョビの味と風味がパン粉全体に行き渡りません。

こんがりと色づくまで炒めたパン粉の写真

中火でかき混ぜながら、パン粉がこんがりと色づくまで炒めたら取り出しておきます。

フライパンにオリーブオイル、ニンニク、唐辛子、アンチョビを入れた写真

フライパンにオリーブオイル大さじ2、ニンニク、唐辛子、アンチョビ入れて火を付けます。

アンチョビをほぐして炒める写真

アンチョビほほぐしながら、ニンニクが軽く色づくまで弱火で炒めます。

フライパンにパセリを加えた写真

パセリを加えて火を止めます。

茹で上がったパスタをフライパンに合わせた写真

パスタは規定の茹で時間より2分早く引き上げてフライパンのソースに合わせます。パスタの茹で汁を多めに加えて、火を付けて混ぜながら汁気がほぼ無くなるまで炒め合わせます。

炒めたパン粉とパセリを加えた写真

炒めたパン粉とパセリ、それぞれを少しずつ残して加えます。

全体を混ぜ合わせたらお皿に移し、残しておいたパン粉とパセリを散らせてできあがりです。

パン粉とアンチョビのパスタ
パン粉とアンチョビのパスタ
パスタをフォークで持ち上げた写真

私の好みを言えば、パン粉は炒めた香ばしさと、あとのせサクサクの楽しい食感を重視して、フライパンで合わせるものより最後に振りかけるものを多めにした方がいいと感じました。加える量にもよると思いますが、せっかく炒めたパン粉がしっとりしてくると、どうしてもモソモソ感が出てしまいます。

まぁこれは、できたてをいただくのを放棄して写真をパチパチ撮っている、行き当たりばったりテキトー自炊飯ブロガーの落ち度でもありますが😅

皆さんはできたてを、できるだけ素早くお召しあがりください。これは、そういうパスタです。

 🎁 おまけ 🎁 

本格的な蒸し暑さが始まる前にということで、無策で暑熱順化ライドに繰り出した結果…

見事な sunburn に。この季節は、真夏よりも紫外線には要注意ですね。

「サンバーン」(sunburn)は、皮膚が紫外線により傷ついた状態を指します。これは主に太陽の光にさらされることで起こります。紫外線は皮膚のDNAを損傷し、それがサンバーンの症状を引き起こします。

軽度のサンバーンでは、皮膚が赤くなり、痛みを伴い、触ると温かく感じることがよくあります。重度のサンバーンでは、皮膚の水泡(ブリスター)、激しい痛み、発熱、悪寒、頭痛などが起こることがあります。

サンバーンは短期的には不快感をもたらすだけでなく、長期的には皮膚がんのリスクを高める可能性があるため、適切な日焼け止めを使用し、日差しの強い時間帯には日陰に留まるなど、適切な紫外線対策をとることが重要です。

Written with ChatGPT
概要
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レシピ名
パン粉とアンチョビのパスタ
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準備時間
調理時間
トータル時間

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Posted by movinow