
鶏胸肉とトマトのソテー
鶏胸肉のソテーをつくりました。
肉汁が出てパサパサになりがちな鶏胸肉のソテーですが、今回は2つのポイントがあります。
一つはお肉に小麦粉をまぶすことです。小麦粉をまぶして外側を焼き固めることで肉汁の流出を防ぎます。さらに外側のカリッとした食感との対比で内部のパサパサ感を和らげます。
もうひとつはフレッシュトマトをソテーしてソースにすることです。水分が足りなくてパサつくようなら、外から足してあげればいいということです。
そしてトマトは加熱するだけで簡単に、酸味と旨味を兼ね備えたおいしいソースをつくることができます。
鶏胸肉 | 1/2枚・150g |
ミニトマト(中) | 5個 |
レタス | 2枚 |
シソ | 3枚 |
小麦粉 | 大さじ1 |
塩 | 少々 |
胡椒 | 少々 |
サラダ油 | 大さじ1 |


鶏胸肉は両面に塩と胡椒をします。トマトは四つ切りにします。レタスとシソは細切りにして、塩少々をまぶしておきます。

フライパンにサラダ油を熱して、小麦粉をはたいた鶏胸肉を焼いていきます。


片面が焼けたらひっくり返し、ふたをしてからは弱火で8分ほど焼きました。取り出した鶏肉はしばらく休ませたあと、包丁で三等分に切ります。

鶏肉を捕りだしたフライパンに残る脂をキッチンペーパーで軽く拭いたら、トマトを加えます。

木べらで潰しながら2分ほど加熱したら、ひとつまみの塩を加えてソースの完成です。
お皿に鶏肉を移し、トマトのソースをかけ、レタスとシソのサラダを添えてできあがりです。




フレッシュトマトをサッとソテーしただけの簡単ソースがいいですね。コンソメの類いはもちろん、ニンニクなども使っていませんが、鶏の脂と塩だけで申し分なくおいしくなります。
レタスとシソの付け合わせは、サラダとしてはちょっと変化球で、ドレッシングを使っていません。ドレッシングは油が野菜をコーティングして、塩分で野菜のハリがなくなることを防ぎます。
今回は塩そのものをレタスにふったので、少し時間が経てばレタスのハリはなくなってしまいます。そこで盛り付けるタイミングで、さらに生のレタスを追加しました。
こうすることで、油を使わずに塩味とシソの風味がなじんだパリパリレタスの完成です。

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