氷雨のそぼ降る晩には、あたたかい牡蛎そば
けっきょく雪は降ることはなかった。
みぞれ交じりの雨が降っても関係ない通勤ランナーではあるが、買い物をして家に着いた頃には、汗をかいた身体の芯まで冷え切っていた。1パック半額でゲットした牡蛎をどうしようかと思案しつつ、熱いシャワーで冷たくなった汗と仕事の疲れを洗い流す。
加熱した牡蛎のうま味とあたたかいそば、そうだ、こういう晩にこそふさわしいではないか。
牡蛎にはたっぷりと片栗粉をまぶす。とろみの付いた熱々のめんつゆを思い浮かべながら。
そばを茹でるのと同時進行で、めんつゆで牡蛎を弱火加熱、最後に芹も投入。湯切りしたそばに、あたたかい汁を注ぎ、長ネギと七味唐辛子を振って出来上がり。調理としては、そうとうお手軽だ。
手軽 ≠ 手抜
単純なものは、良かれ悪しかれ、少なくとも力強い。
料理には「美味い、不味い」以外にも、「力強さ」という判断基準もありではないかと、ふと思った次第。
色々考えたら眠れなくなりそうなので、いずれ後日。
明日も仕事なのである。
とにもかくにも、あたたかい牡蛎そばでエネルギー充填の夜でした。
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