菜の花とインゲンのエスニック・パスタ【ココナッツミルク・パクチー入り】
事の発端は、いつものスーパーの調味料コーナーで、ココナッツミルクの缶詰を発見したことだ。高くはないので買ってみた。
どう使おうかとネットで検索する。試しに「ココナッツミルク パスタ」で調べると、レシピがいくつも出てくる。なるほど、生クリームの代わりになるのか。これは美味そうだ。
エスニック・パスタという言葉からの連想で思い付いて「パクチー パスタ」とやってみた。思いがけず、こちらでもレシピがヒットする。これは出来上がりが想像できんぞ。しかし「エスニック」というからには使ってみるしかあるまい。
材料は、菜の花、インゲン、パクチー、ココナッツミルク缶詰、ハム、唐辛子、ニンニク、パスタ、ナンプラー、レモン果汁。
菜の花とインゲンは軽く茹でて切っておく。ココナッツミルクの缶詰は振ってから開けたのだが、一部固形部分が残っていたので、かき混ぜてどろどろに溶かす。今回使うのは 140gの半分である。
オリーブオイルで、ニンニク、ハム、唐辛子、パクチーの茎、菜の花、インゲンと順番に炒めていく。
ここで一気にイタリア半島から大きく離れていく。
ココナッツミルク缶半分 70g、パスタの茹で汁同量、ナンプラー小さじ1、レモン果汁小さじ1を入れて、少し煮る。
茹でたパスタをソースに合わせて、皿に盛り、パクチーの葉を散らせば、東南アジアの地に降り立つこととなる。
パクチーとレモン果汁によるエスニックな装いの下には、ココナッツミルクの香り高いコクと、いつものペペロンチーノのうま味があった。
調理の過程で、いっそうのこと例のトムヤムクンペーストも入れてしまおうかと考えたのだが、その必要はなかった。
ココナッツミルクと一緒に、少量のカレー粉を隠し味とするレシピがあったが、それは良かったかもしれない。
先日作ったトムヤムクン麺に比べれば刺激が少なかったからか、より強くパクチーの香りを感じた。
残ったココナッツミルクは冷蔵庫の中へ。明日、別の料理に使う予定である。
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