ゴーヤとナスの味噌炒め丼【走って食べて季節は巡る】
朝と夜、一日に二回走ることになる通勤ランも、盛夏の一時期に比べたらだいぶ楽になってきた。
真夏の通勤ランは覚悟がいる。朝は朝で、すでにただならぬ力強さを発揮し始めている日射しをかき分け喘ぎ、夜は夜で、熱波と湿気をはらんだ重い夜気を踏み分けて走った。
最近は、走り出しの身体の軽さが違う。
1時間近くを走り通せば、かく汗の量は相変わらずだ。しかし、久々にスピード走やロングランへの挑戦欲を思い出し、それが新鮮だった。
ベランダのゴーヤの実りはまだまだ続く。
今日はナスと豚バラ肉と味噌炒めとしてみた。
ゴーヤ、ナス、パプリカ、塩豚、ニンニク、味噌大さじ1、コチュジャン大さじ 1/2、トマト
トマトとパプリカの半分は、レモン果汁と胡椒で和えてサラダにする。
味噌、コチュジャン、水 100mlを合わせておく。
塩豚は仕込んで3日目で、まだまだ水っぽい。じっくり炒めてラードを引き出したら、ニンニクのみじん切りを加える。
ゴーヤを加えて、油が回ったらナスも入れる。
ナスが油を吸ったらパプリカを入れ、味噌の合わせ調味料で少し煮込む。
水溶き片栗粉でとろみをつけて、丼飯にかけたら出来上がり。
炒め物に使う調味料といえば塩や醤油、オイスターソースやナンプラーが主で、味噌炒めはほとんど作らない。
作ってみると、なかなか悪くない。白いご飯との相性もバッチリだ。
甘みを含んだ厚みのある味噌の風味は、どちらかというと汗をかくような暑い時期より、涼しい陽気に合う気がする。
身体的な「走」や「食」は季節に敏感だ。
季節の変わり目は、子供っぽくもわくわくしてしまうのだ。
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