秋真っ盛りの大菩薩峠を行く
文化の日には大菩薩峠に登ってきました。
前日降っていた冷たい雨もやみ、陽射しにあふれる秋の山並みを存分に満喫できました。
今回は登山口までのアプローチに電車を使います。
始発に乗って6時半過ぎに立川駅に着きました。6:43の甲府行きの中央本線に乗り換えます。ここでいつもの同行者と合流しました。周りは私たちと同じような登山客の姿が多かったです。
8時過ぎに塩山駅に到着。駅前からバスに乗って20分ほどで大菩薩峠登山口です。ここで降りた乗客は私たち以外ではもう一組の登山客だけでした。
きれいなトイレで小用を足して出発です。気温は低めですが、青空と陽射しは申し分ありません。
舗装路を20分ほど歩いて山道に入りました。まずは丸川峠を目指して登っていきます。
昨日は雨が降ったはずですが、道にぬかるんだ所がありません。ふかふかに積もった広葉樹の落ち葉が雨水を吸い取ってしまったのでしょう。
所々に大岩があって乗り越えるのにちょっと難儀しましたが、適度な登りに汗をかきながら丸川峠に到着しました。
見渡す山並みのなかに富士山のシルエットもありました。
ここから尾根を歩いて大菩薩嶺を目指します。丸川峠までは他の登山者に出会うことはありませんでしたが、このあたりから何人もの登山者とすれ違うようになりました。
大菩薩嶺に到着。たくさんの登山客が写真を撮ろうと順番待ちになっていました。ここから少し歩くと開けた見晴らしの良い場所に出ます。
雷岩の名のとおり、巨大な岩石が露出した場所です。眼下に見えるのが大菩薩湖で、その向こうに富士の裾野が広がっているのですが、残念ながら山頂には雲がかかっていました。
時間もちょうど良いのでここで昼食とします。本日もJETBOIL稼動で麺を茹でます。今回はコンビニのインスタントラーメンではなく、アウトドア用品店で購入したフリーズドライのお蕎麦(なかなか高価)をためしてみます。
そしてオプションとして、舞茸と揚げ玉と刻んだ長ネギを家から持参しました。
JETBOILはMAXまで開放すると、あっという間に沸騰するのはさすがですね。舞茸と麺を入れて3分間煮て、めんつゆと揚げ玉、フリーズドライの山菜、それから同行者から分けてもらったスライス切り餅、長ネギと七味を入れて出来上がりです。
これでしっかりあたたまりました。
フリーズドライのお蕎麦は軽いですが、麺の食感が普通の乾麺に比べてイマイチかなと感じました。
荷物をまとめて大菩薩峠を目指します。
見渡しの良い明るい稜線を歩きます。
登山者は多いですが、広く歩きやすい道が続きます。
13時40分ころに大菩薩峠に到着です。この標識を背にして介山荘という大きな山小屋があります。
ここから上日川峠に降りていくのですが、軽四駆が登ってこられるような整備された道があります。平行して登山道があったのですが、私たちはそれに気づかずに整備された道を下りました。おかげで、脚の筋肉を酷使することがほとんどなく、次の日も筋肉痛はありませんでした。
上日川峠にあるロッジ長兵衛の前がバス停になっています。今日の歩きはここまで。
15:00発のバスに乗って、甲斐大和駅から接続時間がほとんどなく中央本線に連絡し、家には19時過ぎには戻ってこられました。
全行程を通して歩きやすく、風景も美しいコースでしたね。足元がどろどろにならなかった山行は初めてです。
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