
雲取山(2,017m)に登って日本一の名峰を眺めた
12月4日(日)奥多摩にある東京都の最高峰、雲取山に登ってきました。
山は天候次第で、その開示する姿を大きく変えます。
この日の空ははピーカンとまではいかないまでも薄雲が広がる程度の好天気に恵まれ、夜明けに登り始めてから下山するまで、存分に山並みを見晴るかすことができました。
午前3時に登山口の駐車場に着いてから星の写真を撮り、クルマの中で仮眠しました。
6時過ぎに明るくなってきたので登山の準備を始める前に、腹ごしらえとして今日も同行者が食事を作ってくれました。ガスストーブで煮立たせたカレーうどんです。
キンと冷えた夜明けには、熱々のカレーうどんはたまりません。
食後はゆっくりしたいわけですが、せっかく温まった身体が冷えないうちに手早く準備を済ませて出発です。
駐車場からはしばらく舗装路を歩いてから登山道へ入ります。
7:02 登山口
アプローチに心拍数が上がるような急登はなく、なだらかな登りが続きます。
広葉樹は落葉して紅葉は見られませんでしたが、陽が差し込み開放感があります。
9:02 登り始めて2時間で七ツ石小屋に到着しました。
そばには水場がありました。
9:20 石尾根に出ました。
9:30 ちょっと急登があって七ツ石山頂に到着です。
山頂から下りです。雲取山へ急ぐのであればこのピークを巻く道もあります。
この日は石尾根に上がってからは常に富士山がよく見えていました。
これはヘリポートですね。
基本なだらかな尾根歩きですが、所々に息をつくような急登があらわれます。歩幅を狭めてじっくりと登っていきます。
11:00 奥多摩避難小屋が見えてきました。
立派な避難小屋です。近くにトイレもあります。ここまで来れば山頂はもうすぐです。
11:10 雲取山の山頂に到着です。
雲取山の山頂から望む富士山です。
富士山に登ったのはちょうど2ヶ月前でした。9月にもかかわらず夜明けの富士山山頂は、12月の雲取山よりずいぶんと寒かったです。

0合目から登る富士登山【2日目】
投稿:2016年09月19日
12:00 山頂でおにぎりを食べて小休止したあと、石尾根を下り始めます。
この下りが思いのほか応えましたね。登ってきたときの勾配がそれほどでもなかったので甘く見ていたのですが、1,300mほどの下りっぱなしは足腰にきますよ。翌日以降、しばらくは筋肉痛に悩まされることになりました。
東京近郊ということからか、すれ違う登山者の中でも若者の比率がとても高く感じました。山頂の向こうの雲取山荘にはテント場があり、そこを目指して大きめの荷物を背負う若者もいました。昔、自転車でツーリングしたとき以来、キャンプはしていませんが、そろそろ復帰しようかと画策しています。
今度は木々の葉の緑と、影の濃い季節に来てみたいですね。
ディスカッション
コメント一覧
movinowさん,こんばんは!
肉の御仁と申します!
ランキングが近いのでよく拝見させていただいております!
今日の記事はとても懐かしい雲取山の記事で,何度か読み返してしまいました!
私は高校時代,山岳部に所属しておりまして,よく歩荷に雲取山に登りに行きました!
雲取避難小屋は,よく利用しました!
近くにテントを張ったり,避難小屋の板の間に知らない方々と足と頭を交互にギュウギュウ詰めで寝たりと私の登山の思い出で雲取避難小屋は一番の思い出の場所です!
写真の避難小屋はもう40年近く前の避難小屋とあまり変わらないような!
本当に懐かしい!
コッヘルで食べるうどんやラーメンも懐かしい!
良い記事をありがとうございました!
またお邪魔します!!
肉の御仁さん、こんにちは!
コメントありがとうございます。
これまで登ってきた東北の山々(数少ないですが^^;)では中高年の登山者が(私を含めて)多かったのですが、雲取山は若い登山者が多くて新鮮でした。
学生時代の山岳部は楽しそうですね!そしてキツそうです!!
私も四半世紀ほど前!には体育会系の部活動をしておりましたが、その馬鹿さ加減が今となってはいい思い出となっています。
たしかにランキング近いですね。
ブログは面倒なこともありますが、見返りもたくさんありますよね!
これからもよろしくお願いします!