
豚肉とキムチと豆腐の辛ラーメン
辛ラーメンについて、私は「辛ラーメンブラック」に比べると「旨みが薄くて辛みが強い」という印象を持っています。
今回はノーマル辛ラーメンに、よく炒めたキムチの旨みと豚肉の旨みをプラスしてみます。とがった辛みを和らげる豆腐も使います。
| 辛ラーメン | 1袋 |
| 豚こま肉 | 100g |
| キムチ | 60g |
| 木綿豆腐 | 100g |
| 刻みネギ | 少々 |
| ごま油 | 大さじ1 |
| 水 | 550ml |

旨み出しが目的なので、使うキムチは発酵が進んで酸っぱくなったものがベターです。
豚こま肉は、大きいものがあれば食べやすい大きさに切り分けます。

鍋にごま油を熱して、まずキムチを炒めます。

キムチをよく炒めたら、豚肉を加えます。

豚肉の色が変わるまで炒めあわせます。

鍋に水、粉末スープ、かやくを入れて沸騰させます。

沸騰したら出てきたアクを取り除き、インスタント麺を入れます。

1分ほど煮て麺がほぐれてきたら、木綿豆腐を手でちぎって加えて一緒に煮ていきます。

麺をほぐしながら4分煮たら火を落とします。丼に移して、刻みネギをのせてできあがりです。




あとあじ寸評
このラーメンのポイントは発酵の進んだキムチをよく炒めて旨みを引き出すことです。加熱することで酸味は取れ、ほとんどキムチらしさは残っていません。「キムチ味」をお望みの場合は、最後にキムチをトッピングすると良いでしょう。
キムチと豚肉の旨みで、辛ラーメンのイメージが変わります。豆腐のおかげか、とがった辛みも感じずに食べきることができました。
辛ラーメンの魅力は、何といっても旨辛スープで煮込まれたもちもち太麺です。インスタント麺が、単なる「生麺の下位互換」ではないことが、よくわかります。
そして旨辛スープと合わせていただく豚肉と豆腐もとてもおいしいです。
あとあじ寸評(ChatGPT校正・拡張版)
このラーメンの最大のポイントは、発酵の進んだキムチをしっかりと炒めて旨みを引き出すことです。
生のまま加えるのではなく、油の中でじっくり火を入れることで酸味は穏やかに変化し、乳酸発酵由来のコクと甘みが前面に出てきます。もはや「キムチ味」という直接的な主張はほとんど残らず、スープ全体に溶け込む深い旨みへと姿を変えています。もし“キムチらしさ”を前面に出したい場合は、仕上げにフレッシュなキムチをひとさじ添えると、香りと酸味のコントラストが楽しめるでしょう。
炒めたキムチと豚肉の脂が加わることで、ノーマル辛ラーメン特有のシャープな辛さは角が取れ、丸みを帯びた旨辛へと変化します。豚肉のコクがスープに溶け込み、味の厚みが一段増した印象です。
そこに加わる豆腐の存在も秀逸です。
熱を含んだやわらかな豆腐がスープをまとい、口の中でほろりと崩れることで、辛みを受け止めながら優しく広げてくれます。単なる“辛さ緩和要員”ではなく、スープの一部として機能しているのがわかります。結果として、とがった刺激を感じることなく、最後まで心地よいテンポで食べ進めることができました。
そして何より、辛ラーメンの魅力はあのもちもちとした太麺にあります。
旨辛スープをたっぷりと吸い込みながらも伸びにくく、独特の弾力を保ち続ける存在感。インスタント麺は決して“生麺の下位互換”ではなく、むしろスープとの一体感を前提に設計された完成形であることを、あらためて実感させてくれます。
濃厚なスープと絡めていただく豚肉はコク深く、豆腐はやさしく、麺は力強い。
それぞれの役割がはっきりしながらも、全体としてはひとつの完成した味わいにまとまっています。
ノーマル辛ラーメンの「物足りなさ」を補うのではなく、別の表情を引き出した一杯。
辛さの輪郭を保ちつつ、旨みの層を重ねた満足感のある仕上がりでした。






















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