チキンカツ【一ヶ月ぶりの通勤ランがこたえた夜に】
右大腿裏と臀部に痛みを感じて、まともに走るのが難しくなったのは先月の13日のことだった。
15年以上、通勤ランを続けているが、こんなことは初めてだった。右のつま先を持ち上げようとする動作に制約を感じて、登り坂では脚がもつれて転びそうになる。右脚のバネがなくなってしまったのには参った。ゆっくり走ったとしても一歩一歩の衝撃を吸収できないので膝や足首が痛くなって走り続けることができなかった。
一週間休んでから走ってみても、右脚のバネは復活しない。急に負荷をかけたとか、外傷を受けたとかいう理由が何も思い浮かばないのが、余計に不安だった。
生まれて初めて整形外科へ行き、MRI検査で椎間板ヘルニアであると告げられた。座骨神経痛と呼ばれる痛みらしいとわかった。
それから二週間が過ぎ、だいぶ回復してきた。右つま先を持ち上げるのに感じる制約はなくなった。右大腿裏をストレッチすると右臀部に太い痛みが残っているが、当初感じたほどではない。
先週末から、そろそろ走れそうな気がしていた。週末に、いつもの土手沿いを何キロか試しに走ろうと思ったが、都合が付かなかった。
そして今日、思い切って通勤ランを再開してみた。いきなり往復で16kmだが仕方ない。
とりあえず往復を走り通せたので良かった。ただ一ヶ月以上のブランクは大きく、脚がとても重かった。腰を気遣って、ゆっくり慎重に走ったのだが、スピードを上げようとしても無理だった。腕につけた心拍計を見ると、普段よりも10から20くらい心拍数が増加している。この寒さの中、全身に大汗をかいた。
一ヶ月ぶりの通勤ランは非常にこたえた。今のところ脚も腰も問題ないが、明日起きてから身体と相談しようと思う。
肉体を酷使して疲れた夜には、がっつりとチキンカツでも食べよう。
鶏胸肉、キャベツ、ミニトマト、卵、白菜漬け、薄力粉、パン粉、トンカツソース、練り辛子
鶏胸肉は皮をはいで薄力粉を薄くまぶす。溶き卵にくぐらせてパン粉をまぶしつけて、しばらく置く。
170度の油で揚げて、油を切ってから、包丁で切り分ける。キャベツの千切り、ミニトマト、パン粉をつける時に使った溶き卵の残りで作った卵焼きを付け合わせにして出来上がり。
今のところ、炊飯器を使った保温調理が鶏胸肉を美味しく食べるベストだと感じているが、このチキンカツも同じくらい鶏胸肉を美味しくするメニューだ。ただ揚げ物なので頻繁にはできない。時たまの御馳走くらいがちょうどいい。
久しぶりに16kmも走った脚が筋肉痛になりそうな気配だけど、明日も走れるといいな。
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