ミョウガとシソ、小女子のチャーハン【ミョウガの思い出】
昨日はベランダのバジルを調理したが、隣のシソもどんどん育っている。香り高い若葉のうちにできるだけ摘んで使うことにする。
冷蔵庫にあった旬のミョウガをキーに検索してみると、チャーハンでもいけるらしい。昨日炊いたご飯が半分残っていた。小女子やオクラ、ピーマンなども入れてチャーハンとしてみた。
オクラ(茹でて小口切り)、ピーマン(みじん切り)、ベランダ産シソ(みじん切り)、ミョウガ(みじん切りして塩もみ)、生姜(みじん切り)、小女子、卵2
油で生姜のみじん切りと小女子を炒め、卵2つを入れたらレンジで温めた残りご飯 1.5合を投入する。
塩胡椒で味を調えたら、ミョウガ、オクラ、ピーマン、長ネギを入れて鍋をあおる。
シソも入れて鍋を一振りで完成。
ほのかなミョウガの香りが特徴のチャーハンとなった。オクラのかすかなねばりもあり。
美味しさは間違いないのだが、残念だったのはミョウガやシソの香りがいまいち弱かったことだ。出来上がってから口に運ぶまで時間差があるため(盛り付けや撮影に要する)、香りが飛んでしまうのであろう。シソ、ミョウガなどは火を止めてから混ぜるのがちょうど良いのかもしれない。
また、オクラはそのままナンプラーまぶしで食べた方が良かったと思う。オクラのねばりがチャーハンとミスマッチだったこと、チャーハンの味付けに負けてオクラの美味しさが出ていなかったことによる。
子供のころ、毎週のように日曜日は家族4人で、ひとり暮らしの祖母の家に行っていた。
渋柿の木がある小さい庭のブロック塀沿いに、この季節になるとミョウガが生えるのだ。
ブロック塀の影になった草むらの根本になるミョウガを見つけては、祖母に渡して得意だった気持を思い出す。
しかし、その晩の味噌汁の具になって出てきたミョウガは、子供にはとうてい理解できない食材に違いなかった。
ミョウガを美味しいと感じるようになったのは、ずいぶん後になってからだ。思い出す限りでは、ひとり暮らしで自炊を始めて、素麺の薬味として刻んだミョウガを使った時が最初かもしれない。
セロリやパセリも子供の味覚では理解しづらい食材だったが、おしなべて、香味野菜とは同じようなもののようだ。
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