ピーマンとパプリカのスパイシー・ドライカレー
その日の晩飯に何を食べるかについては、たとえ仕事中でも頭の片隅で常に考えている節がある。
これだ!とひらめけば気持が軽くなるが、何も思い付かない日は、いまいちスッキリしないまま夜を迎えることになる。
今日もそんな日だった。ただ、帰りの通勤ランの途上でひらめきがあった。もともと走りながらあれやこれやと考えることは多いが、「食べること」について思い巡らすのもそのひとつだ。
ランナーにやって来た天啓のメニューはドライカレーだった。帰りにスーパーに立ち寄り、挽肉とピーマン、パプリカを買った。グリーンカレーペーストとナンプラーを使い、スパイシーなドライカレーとなった。
挽肉、ピーマン、パプリカ、タマネギ、ニンニク、生姜、グリーンカレーペースト、トマト、アスパラガス、ナンプラー
タマネギ、ピーマン、パプリカ、ニンニク、生姜をみじん切りにする。みじん切りがこのメニューの山場だ。
少量のサラダ油でニンニクと生姜のみじん切りを炒める。挽肉を入れ、タマネギのみじん切りも入れたら炒め合わせていく。塩小さじ1、胡椒を少々。
ピーマンとパプリカを入れ、グリーンカレーペースト大さじ1を 30mlほどの水で溶いて回し入れる。ナンプラーを振りかけ、少し煮詰めたら出来上がりだ。
グリーンカレーペーストは偉大だ。汗ばむような、しかし圧倒的に爽やかなスパイシーな辛さを簡単に演出する。
材料のみじん切りが面倒くさいという欠点はあるが、煮込む普通のカレーと違って、調理時間は極めて短いのがよろしい。カレーは一度にたくさん作って何日もかけて楽しむというのがパターンだ。それとは別に、こういうサッと作る潔いカレーも悪くない。
トマトは四つ切りにしただけ、アスパラガスは茹でただけ。何もつけずとも、これが一番美味いのであった。
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