この蒸し暑い夜にこそ、トムヤムクンが美味すぎる
帰りの通勤ランは、非常に厳しかった。
蒸し暑さがマックスに近かったためもあるが、これほどキツく感じるのは珍しい。疲れは感じても、ツラさとはほとんど無縁の通勤ランでも、たまにこういう日がある。
この蒸し蒸しする夜にこそ食べるべきメニューがある。ずいぶん前に買ったのだが、シンク下の棚にしまい込んでいたトムヤムクンセット。インスタントではなく、香辛料を煮出す、本場っぽいものだ。
トムヤムクンセット、むきエビ、ぶなしめじ、レモン、セロリ、トマト
セットはトムヤムクンを作るのに必要な調味料・香辛料がすべてそろっている。具材をプラスすれば、トムヤムクンペーストとはひと味もふた味も違ったトムヤムクンが簡単にできる優れもの。
今日は、コクをプラスする牛乳を省略、パクチーもないので代わりにセロリの葉っぱを刻んでみた。
爽やかさを増強するために半個分のレモン汁を追加。
鍋にお湯を沸かして、パックに詰めた香辛料を3分間ほど煮出す。ペーストとナンプラーを入れ、むきエビとぶなしめじに火が通ったらレモン汁を入れて完成。10分もかからないで出来てしまう。
トマトとセロリは切るだけサラダ。ドレッシングの類いは必要なし。もちろんライスもあり。
爽やかな酸味と鋭い辛みの奥に、深い旨味が広がる。さすがに世界3大スープにあげられるだけのことはある。
そして白いご飯とのコラボが、すこぶる付きで最強だ。よって、こうなるわけだ。
このメニューはヤバイ。満腹中枢のリミッターに対する破壊力はカレーを軽くしのいでいる。
食欲高進で夏バテ知らず、伝統食の実力にまやかしはないのであった。
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