アゲハ来たる、「鶏もも肉の竜田揚げ」と「オクラとカイワレのナンプラー和え」
ベランダの柚子の木でサナギになったアゲハチョウが羽化したのは、春の朝の出来事だった。
【ベランダ百景】アゲハチョウが羽化したのだ
投稿:2013年04月17日
それから4ヶ月あまり、今年はアゲハの幼虫を宿していない柚子の鉢植えは、薄緑のやわらかい枝を思う存分に伸ばしていた。毎朝、水やりのたびに柚子の葉の食痕を探しては、今年は来ないのかなぁ、と思っていたのだ。
ここ数日の猛暑で、食も細くなり、身動きを最小限にして、身体を薄平べったく伸ばして放熱に努めるケイン。
彼の職務の一つにベランダの警備があるわけなのだが、今朝、急に起きて身構えると、いきなりベランダを注視し始めた。私は気づかなかったが、ベランダにハトかスズメか、とにかく何かが来ているのは間違いない。
立ち上がってベランダをのぞくと、柚子の鉢植えの周りを、ひらひらとアゲハチョウが舞っているのだった。
はねをひらひらさせながら、お腹を曲げて、柚子の葉にくっつけている。
アゲハチョウが飛び去った後に確認してみると、小さな丸い卵を三つ見つけることができた。
来年の春には、またアゲハの羽化に立ち会うことができるのだろうか。
晩飯として鶏もも肉の竜田揚げを作った。この暑い時期に揚げ物をすると考えると辟易しそうだが、調理をする以前に十分この部屋は暑いので、たいした違いはない。
鶏もも肉、シシトウ、オクラ、カイワレ大根、すりおろしニンニク、醤油、みりん、日本酒、片栗粉
鶏もも肉は一口大に切り、醤油大さじ2、みりん大さじ1、日本酒大さじ1、すりおろしニンニク小さじ1の合わせ調味料に20分ほど漬けておく。
オクラは包丁で切れ目を数カ所に入れる。
茹でたオクラとカイワレ大根はナンプラーで和えて冷蔵庫で冷やす。
鶏もも肉の漬け汁をペーパータオルで拭き取り、片栗粉をまぶして、170度の油で揚げる。シシトウも漬け汁にくぐらせた後、片栗粉をまぶして揚げる。油を切って、盛り付けたら出来上がり。
漬け汁を拭き取ってから片栗粉をまぶした竜田揚げの味付けがちょうど良かった。ニンニクと醤油の香りで、ご飯が進む。シシトウは揚げても美味い。
茹でたオクラとカイワレをナンプラーで味付けしただけの簡単な和え物は、ご飯にのせても合うのだ。カイワレをこの半分くらいの大きさに切って、納豆をプラスしてご飯にまぜると、それだけで十分満足できるメニューになる。今日は鶏の竜田揚げがメインなのでやらなかったけど、「オクラとカイワレ、ちりめんじゃこ入り納豆混ぜご飯」なんぞは、そうとうレベルが高いと思うな。
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