茄子と椎茸とアスパラのオイスター炒め・カレー風味
冷蔵庫に入っている野菜を何種類か取り出して油で炒める。
味付けはオイスターソースだ。
これでまず間違いはない。ご飯のおかずとして申し分なし。
そこに生姜とか、ニンニクとか、唐辛子なぞを加えると味が引き締まってご飯の進み具合も加速するわけだが、今日はカレー粉を加えてみた。
これが見事に決まった。辛くないカレー風味も十分食欲を刺激することを実感した。
そして、これまでカレー粉の使い方が間違っていたことに気づいたのだ。
カレー粉とは、味がしっかりと決まった料理に少量加えてカレー風味をプラスするのが正しい使い方なのだろう。
これまではカレー粉そのものでカレー味にしようと考えていたから、味のぼやけたカレー風味にしかならなかったのだった。
分かってみれば簡単なことである。
茄子、椎茸、アスパラガス、レタス、生姜、カレー粉、オイスターソース、蒸し鶏の汁
蒸し鶏の汁とは、先日、『蒸し鶏のパリパリ焼き』を作った時に鍋に残った鶏の蒸し汁を冷蔵庫にとっておいたものだ。鶏の風味豊かな鶏油が含まれている。
オイスターソース大さじ1とカレー粉小さじ1を混ぜておく。
まず多めの油で茄子を炒めて、取り出しておく。
中華鍋に新たに油を入れ生姜のみじん切り、アスパラガス、椎茸と炒めていく。
茄子を戻し、蒸し鶏汁を加える。カレー粉入りオイスターソースを加えたら、ざっくり混ぜて出来上がり。
油で炒めた茄子のコクと、オイスターソースの濃い味に、カレー風味という厚みのある味付けの中で、アスパラガスの軽さがいいアクセントとなった。
それに比べ、カレー風味に押され気味な椎茸はちょっと残念だった。
肉類は入っていないが、何の物足りなさも感じなかった。
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