【ANCHOR RL8】熱暑の奥多摩湖サイクリング 143km
お盆の休みは、いつものように自転車で実家に帰省した。
実家に帰っても、年老いた親の顔を見て、当たり障りのない世間話くらいしかやることはない。真夏の暑い部屋で留守番をするケインも気になったし、ベランダのゴーヤやバジルの水やりもある。実家での滞在は1日だけにするつもりだった。
帰省した日は雨がそぼ降る残念な天気だったのだが、翌日にはとてもよく晴れた。せっかく ANCHORに乗ってきて、このまま帰るだけではもったいない。奥多摩湖まで足をのばすことにした。
この日、母は青梅の御岳山に花の写真を撮りに行くと出かけて行った。
同じ時刻に出発したのだが、吉野街道を走っていると御岳山への分岐の手前で追い抜いて行ったバスに母が乗っていた。こちらに向かって手を振っていたのでわかったのだ。
いつもはこの鳥居の前を通り過ぎるのだが、今日は偶然のタイミングに敬意を表して、バスの後について行くことにした。
この先にはケーブルカーの駅があると聞いていた。
そこまで行ってみようと軽く考えてペダルを踏み込んで鳥居をくぐった。
しかし、その先にはこんなのが待ち受けていた。
ここから先もどんどん坂が急になる。
インナーローの立ち漕ぎでヘロヘロだ。
こんなことになるとは!
いきなり何という仕打ち! 心の準備というものが…。
とうとう自転車を停める。
この先400Mという看板を見た気もするが、急な坂がまっすぐ続いているのを目にすると気が萎える。
「そう、今日の第一目的地は奥多摩湖だったな」と言い訳をして、ここで戦略的撤退とすることにした。
吉野街道に復帰して奥多摩湖を目指す。
クルマが多かったがお昼には奥多摩湖に到着。
さっきの激坂の洗礼で、逆に余裕を持って走ったからか、いつもより楽に着くことができた。 この日の夜は、家の近所で花火大会があった。それに間に合うように、湖畔で写真を数枚撮っただけですぐに帰途についた。
途中のコンビニで「この世で一番美味しい」ガリガリ君を頬張り、自販機で水分補給を繰り返して夕方には戻ってこられた。
久しぶりのロングライドでこの暑さは、さすがにこたえた。今年はまるで ANCHOR で走れていないけど、やっぱり自転車はいいわー。
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