鳥ごぼう卵とじ【ない】そば
ほぼ毎日、自分の食べるものを作っているのだけれど、出来上がりが予想どおりにいかないことは、いまでも良くある。
思いがけず良くてニャハハ、悪くてトホホ、なんてしょっちゅうだ。初めて挑戦するメニューなら、ある意味「予想も付かない」出来上がりしかないではないか。別に商売ではないので、不測の事態も楽しめる器量を持ち続けていこうと思う。
今晩は、どちらかといえばトホホだったかな。
鳥もも肉(火の通りがいいように小さく切る)、ごぼう(笹がき)、卵、長ネギ、そば、めんつゆ、片栗粉
中華鍋にごぼう、鳥肉、めんつゆ、水を入れ、フタをして煮ていく。
鳥肉が煮れたら長ネギを入れ、水溶き片栗粉でとろみを付ける。
溶き卵を流し入れ、卵とじを目論むも、予想外の展開に。明らかに卵に比して汁が過多である。卵は固まるも、全体としてドロッとした、なんか中途半端なやつが出来た。茹でたそばにかけてみる。
うーん。そば、鳥肉、ごぼう、卵と、それぞれを味わえば十分美味い。めんつゆで煮た鳥肉とごぼうのうま味が出ている。
ただ、そばとしての「まとまり方」がいささか斬新であった。汁のとろみが強く、そば特有のツルツルした食感がなくなってしまった。汁は別に作って、しっかり卵でとじたものを、そばの上にのせれば変わっていたと思う。
色々足すことがマイナスになることもある。片栗粉なし、卵なし、が今日の正解だったのだろう。
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