コチュジャンとスペアリブの【ぶっとい】つけ麺
10日前に作った「スペアリブのニンニク風味コチュジャン煮」の残りが冷蔵庫にあった。
冷えてどろどろになった煮汁から、分離したオレンジ色のラードを取り除き、鍋で温め直し、水と鶏ガラスープの素を足して、つけ麺の汁としてみた。
かねてから漬けてあった「酢ニンニク」も入れて、品目は少ないながら、量、味ともになかなかインパクトのある夕食となった。
太つけ麺2玉、コチュジャンで煮たスペアリブと卵、シソ、長ネギ、鶏ガラスープの素
酢ニンニクは、約ひと月前に、ただ空き瓶にニンニクと酢を入れて漬けたもの。漬け込んだ当初は真っ青に変色したニンニクの色も落ち着き、酢が黄金色になりつつある。フタを開けてみると、ニンニクの香りはあるが、酢酸のとがったところはまろやかになっているようだ。
酢ニンニクの半粒をすりおろし、酢と一緒につけ汁に入れる。味見をしながら、酢がきいてくるまで小さじで5杯くらいを入れた。
極太つけ麺は2玉を使用。流水で良く洗って水を切る。
つけ汁は見た目ほど辛みはない。スペアリブの骨から出たースープと、鶏ガラスープの素に、ニンニク酢が加わって、スーラータンメンに通じる美味しさがあった。
太いもちもち麺もスープに負けていない。
不思議でもあるのは、トロトロ、ホロホロになりながらもスペアリブに肉としての旨味がちゃんと残っていることだ。圧力鍋の加圧過ぎは、肉をパサパサにして旨味も抜けてしまうことが多いのだが。何が違ったのだろう。
卵もほどよい味加減で良し。
極太麺には、ぶっといスープが良く合う。
やはり、「残り物は新たな食材のひとつ」でございます。
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