【BROMPTOM】ようこそ!ブロンプトン
新しい相棒はイギリス生まれのジェントルマン
たくさんの思い出を残して引退したアルプス・ランドナー、その後継者がやってきた。
フォールディングバイクの最高峰、『The Brompton』 である。
この自転車が、ちょっとした手順であっという間にこうなる↓ 折りたたんで左右の図。
何故にブロンプトン?
- アルプス・ランドナーがバイクとの接触事故で廃車となる
- 仕事が超多忙となり、通勤ランもままならず、会社のママチャリで往復40日間
- なるほど、日常の足となる自転車があると便利だな
- しかしママチャリの何という鈍重さ、特に漕ぎ出し最悪
- 小径車?
- 今までまるで眼中になかったけど、コンパクトにたためて保管場所とらず!?
- 輪行GoGo!? そこそこ走る!?
- 調べてみる
- おお、ドイツ製のBD-1 かっこいー 小径車でありながら、なかなか速いらしい
- もっといろいろ調べてみる
- でも、いくら速いといっても、カーボンフレームのロードレーサーにはかなわんだろうな
- anchor RL-8 を所有している私としては、かぶるし
もっと実用車寄りで、所有欲も満たせて、イケてる自転車
それがブロンプトンだった。
ブロンプトンをゲットせよ
小径車の専門店に在庫問合せのメールを送ったところ、すぐに丁寧な返信があった。カスタマイズについては実際に話して相談したいとのこと。
RL-8 に乗って、家から15㎞ほどのそのショップに行ってみた。
そこは小径車専門店でありながら変にマニアックなところがなく、誰でも気軽に入れる明るい店舗だった。店員の若いお兄さんの接客も誠実さが感じられて安心できる。
色々話し合って、その場で発注、納車は一週間後だった。
わがブロンプトン
本体 | M6L | Mハンドル、6段変速、ツーリング装備無し、RAWカラー |
オプション | チェーンリング | 44Tに交換 |
リアキャリア | サイクルハウスしぶやオリジナルCNCキャリア | |
ハブダイナモ | Son XS for BROMPTOM | |
フロントLEDライト | Son Edelux ブラック | |
リアLEDライト | Toplight Flat Plus | |
グリップ | ロックオン式レザー | |
タイヤチューブ | フレンチバルブに交換 | |
フロントバック | T-BAG |
本体価格は デュラエース搭載 RL-8 の1/2、
オプションを含めると、かつてセミオーダーで作ったアルプス・ランドナーを軽く凌駕してしまった^^;
ブロンプトンで走ってファーストインプレッション
走り慣れた多摩サイを 90km あまり走ってみて感じたこと
- ホイールが小径であるために漕ぎ出しがとても軽く、小回りもきく
- 耐久性を重視しているため、車重はそんなに軽くない、持ち上げるとけっこう重い
- 走行感は軽快なママチャリ、これは悪い意味ではなく、中低速で安定して楽に走り続けることができるということ
- ペダルにビンディングもないことから、高回転で回すよりも、少し重いギアで踏んだ方がいい感じ
- ハンドル左に外装2段、右に内装3段の変速レバーあり、この変速機のフィーリングがロードレーサーやランドナーとだいぶ違う。ワイドなギアレシオなので細かく変速して脚の負荷を一定に保つという用途では使えない。また外装2段の方がギア比が狭いので、左と右を一緒にチェンジしつつ最適なギアを探すことになる。44Tに換装してあるので坂もそこそここなせるはず(?)
- 純正サドルはなかなか良い。パット入りのパンツではなかったが、そんなに尻は痛くならなかった
- ある程度の距離を一度に走って一番感じたのは、ペダルにビンディングが欲しいということだった。ランドナーにつけていたような片面の SPD にしてみたくなった。ペダルを踏んでいて安心感が違うのだ
当たり前だが、ロードレーサー的な走り方をすると同じ距離を走っても1.3倍はくらい疲れてしまう。前傾姿勢はとれないし、スピードも出ない。ブロンプトンには、周りの景色をゆったりと眺めながら、時には立ち止まって写真を撮るような、ポタリングがよく似合うのだな。
さあ、コイツに乗ってどんな思い出を作るのだろう。
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