油麩の野菜炒め、茄子のぬか漬け
ぬか床が本格稼動し始めたということで茄子を漬けてみた。
茄子は皮が硬いこともあり時間がかかるので、たて半分に切り分けて漬けた。
丸2日でよく漬かっている。茄子を色よく漬けるために『鉄玉子』を仕込んであったのだが効果はあるようだ。
先日、スーパーで乾物類の陳列棚を眺めていると、油麩というものが目に付いた。
麩という言葉からイメージされる見た目とはちょっと違っていて、小ぶりな揚げパンのような形状と色をしている。実際に油で上げた麩ということで、包装には仙台名物と書かれている。
今日はこれを使って野菜炒めを作ってみた。
油麩、ピーマン、キャベツ、たまねぎ、味噌、みりん、ごま油、ミニトマト、セロリ、ドレッシング、茄子ぬか漬け
薄切りにしたセロリ、半分に切ったミニトマトをドレッシングであえる。
味噌大さじ1、みりん大さじ1、水大さじ1をあわせて溶いておく。
油麩はぬるま湯で戻すのだが、はじめに切り分けてからお湯に浸すのが正解らしい。丸のまま浸しても、表面が油で揚がっているのでぜんぜんお湯がしみこんでいかなかった。
こちらが詳しい→仙台麩の基本・下ごしらえ
鍋にごま油を熱し、たまねぎ、キャベツ、油麩と加えていく。
ピーマンを加え、味噌のあわせ調味料を回しいれて、全体が混ざったら出来上がり。
そして大豆とごぼう入り玄米ご飯
油麩は、油揚げと同じように料理にコクを加える役割を担うのだな。
噛み締めると、外側は適度に歯ごたえがあり、中身はきめの細かい繊細な舌触りがあるのがわかる。今回はお湯で戻して調味料を絡めただけだが、出汁を吸わせたらと想像すると、まだまだおいしくなる潜在能力を秘めていると思われる。
乾物の保存性を考えると、全国的にもっとメジャーになってもいい食材だと思う。
茄子のぬか漬けは色合い、味ともに二重丸。
セロリとミニトマトのサラダは市販のイタリアンドレッシングでさっぱりと。
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