多摩川でハゼを釣って干物にしていただく
多摩川下流部でのぶっこみ釣りへ行ってきました。
夜の大干潮
この日は日没付近に満潮があり、そこから潮が引いていく大潮です。
明るいうちに釣り座を広げ、投げ竿一本はアオイソメでぶっ込んで、もう一本は短いトラウトロッドに小さい鈎をつけたちょい投げでハゼを狙います。
葦原の切れ目のスロープになった土手に竿受け立てましたが、着実に上がってくる水位に追われるように、30分ごとにどんどん釣り座を後退する必要があります。
足元に少しだけ点在するブロックのまわりにのべ竿で餌を落とすと、黒いチチブに混ざって、ハゼもポツポツ釣れてきます。
暗くなってから投げ竿二本とも、大きい鈎をつけたぶっ込み仕掛けに替えました。
この日は夜になってもハゼのアタリが止みません。
季節柄か、それとも場所の影響か、これまでの夜釣りでは暗くなるとハゼのアタリは遠のいたのですが。
頻繁にある単発アタリはあわせても鈎がかりしないので、すべてスルーしています。
餌チェックであげてみると、一本がけにしたアオイソメは囓られ放題ですが、時には鈎がかりしているハゼもいます。
そんなハゼを追加しつつ、Helinox のチェアワンにふんぞり返ってKindle Oasis をめくる、そんな夜釣りも(大物は釣れないけれど)楽しいものです。
23時の干潮を待たず、20時くらいの時点ですごく潮が引いているのがわかりました。
シーバス狙いであろうルアーマンが数名、河の中央近くまで立ち込んでいるのですから。
そこで終了です。釣果はハゼが大小22匹、チチブ10匹くらい(リリース)でした。
持ち帰ったハゼです。
うろこを取り除きました。
このうち、大きめの6匹を使ってハゼの干物を作ってみます。
残りのハゼは別日にいただくので、内臓を取り除き、冷蔵庫に入れておきます。
ハゼは頭ごと背開きにして、エラと内臓を取り除き、歯ブラシを使って丁寧に洗い、水気をふきます。
500mlの水に50gの塩を溶かして(10%)その中にハゼを40分ほど漬けます。
(塩分濃度はアジの干物を参考にしましたが、ハゼはずっと身が小さいので、もう少し塩は少なめが良いと思います)
塩水に漬けたハゼを軽く流水で洗い、水気をよく拭き取ります。
ハゼを網に並べ、このままラップをせず、冷蔵庫に入れて乾燥させます。
冷蔵庫内で 48時間ほど干したものです。水分が抜けて完全に干物になりました。
グリルパンで炙ります。
こんがり焼けたらできあがりです。
香ばしく焼けた頭も背骨も、そのまま丸ごといただけます。
ハゼの身が小さく、塩強めで、水分も抜きすぎたせいで、お酒のおつまみという感じに仕上がりました。
ご飯のおかずにするなら、塩分濃度も干し時間も、今回の半分くらいが良いのではないかと感じました。
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