正月の五重塔と堰と雑煮
帰省して大晦日と元旦を実家で過ごしました。
誰もが認めるような見事な晴天となった元日、近くのお寺に初詣に行ってきました。
ここは正月の二日に、だるま市が開催されることで有名なお寺です。参道にはずらりと大小の真っ赤なだるまが並び、露店もたくさん出て、毎年参拝者で大変にぎわいます。
ただ今年は、同行する母の足の具合があまりよくないこともあり、人出の少ない元日を選びました。去年の正月には入院していた母が、一昨年に買い求めただるまと破魔矢の返納を望んでいたこともあります。
元日は食べ慣れた雑煮をいただき、二日のお昼過ぎには家に帰りました。
実家との往復はいつもの Anchor です。行きも帰りも風が強くなくて、気温は低くても走りやすい日でした。
2時間ほどで家にたどり着いて、留守番していたケインに新年の挨拶して、シャワーを浴び、洗濯機を回したら、近所のスーパーに食材の買い出しに向かいます。
しかし、正月のスーパーの食品売り場は、ほとんど使い物になりませんね。これは毎年思うことです。
食品棚の陳列が変わり、おせち料理の用のぼったくり高級な食材が幅をきかせていて、食べたいものが見つかりません。
2,000円くらいする刺身の盛り合わせがずらっと並べられた鮮魚売り場では、5人ほどの店員さんが真剣な面持ちで話し合っています。
売れ残ったら大変なことになるので、値引きシールを貼るタイミングと値引き額を議論しているに違いありません(勝手な想像です)
仕方がないのでパック入りのお餅と、普段の3倍くらいの値段が付いた小松菜を買って帰ります。
年越し蕎麦用につくった鶏手羽元と根菜の煮汁が冷蔵庫に残っていたので、温め直します。
小松菜を刻んで入れ、焼いたお餅をのせたら雑煮のできあがりです。
自転車ライド後特有の充実した空腹感の素晴らしさもあり、実家で食べ慣れた雑煮とは違いますが、これはこれで美味しかったです。
それでは、今年も拙ブログをどうぞよろしくお願いいたします。
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