豚肉と新玉ねぎの南蛮漬け丼
前回つくった南蛮酢が残っていますので、別の食材を漬けてみましょう。
この季節であれば、まず筆頭にあげられるのが「新玉ねぎ」ですね。これは外せません。
検索してみたところこちらのレシピが見つかりました。
こちらを参考にして、今回は丼にしていただきましょう。
豚ロース肉薄切り | 2枚90g |
新玉ねぎ | 1個160g |
南蛮酢 | 500mlほど |
片栗粉 | 大さじ1 |
塩 | 少々 |
胡椒 | 少々 |
サラダ油 | 適量 |
ご飯 | 280g |
南蛮酢は前日につくったものの残りです。ししとうとミニトマトが漬かっています。
新玉ねぎは薄皮をむいて薄くスライスします。
- 新玉ねぎ
- 水にさらしたりせず、そのまま南蛮酢に漬ける
- 豚肉
- 二等分にして両面に軽く塩と胡椒をする
豚肉には片栗粉をまぶします。
鍋に薄切り肉がかぶるくらいの油を入れ、180度に熱したら豚肉を揚げていきます。
豚肉は時々ひっくり返しながら、適度に色づくまで揚げていきます。
今回は5分ほどかけて揚げました(この時間はもう少し短い方がよかったようです)
揚げた豚肉は熱いうちに南蛮酢に漬けます。
キッチンペーパーで落とし蓋をして、お好みの漬かり具合になるまで漬けます。今回はお腹が空いて待ちきれなかったので 30分で引き上げました。
まず丼ご飯に南蛮酢を少量回しかけ、豚肉と新玉ねぎ、そしてあらかじめ漬けておいたししとうとミニトマトをのせできあがりです。
揚げた豚肉が固くなってしまったのは残念でした。もっと揚げる時間を短くするか、あるいは南蛮酢に漬ける時間を長くしたらやわらかくなったかもしれません。
新玉ねぎは水にさらしませんでした。漬け時間も30分だけでしたが、辛みはほとんど感じられません。南蛮酢の酸味との対比で、より強い甘みを感じます。生のタマネギを食べると、何だか力がみなぎってくるような気がするのは、私だけでしょうか。
南蛮酢ご飯もおいしいのです。
最後に残った南蛮酢には、まだ新玉ねぎがありますので、それを漬けていただこうと思います。
謎の世界選手権?
YouTube のお勧め一覧にいきなり表示された「謎の世界選手権?」の動画がこちらです。
暇に任せて開いてみると、何やら1対1の対戦ゲームのようです。2人のプレイヤーが四角いボードをはさんで対峙しています。画面の左右には、プレイヤーそれぞれの写真が、カナダとインドの国旗と一緒に入っています。
画面構成を見ると、とてもアマチュアが遊びで作った動画には見えません。何か公式の団体・協会が作成した試合の動画のようです。
肝心のゲームの内容はというと、スマートに競技化された「おはじき」のように見えます。ボード上に20個ほどの丸い駒を並べ、プレイヤーは自分の手持ちの駒を指ではじいて盤上の駒に当てます。ボードの四隅には駒と同じくらいの大きさの丸い穴が開けられており、そこに盤上の駒を落とすのが目的のようです。ビリヤードのおはじき版ですね。
たぶん駒を滑りやすくするためだと思いますが、このゲーム専用と思われる白い粉があったり、ゲームボードも明らかに工業製品です。これほど本格的なゲームなのに、今まで見たことも聞いたこともないので、とても驚きました。
プレイヤーの腕前も見事です。中指と時には親指で駒をはじき、難なく四隅のポケット(?)に駒を落としていきます。
この試合の名称は『8TH CARROM ICF CUP INDIA 2019』です。どうやら『Carrom』というのが、このゲームの名称のようです。
とても興味がわいて検索してみますが、日本語ではほとんど情報がありません。一番の情報源はウィキペディアでした。
カロムは、ビリヤードに類似したデクステリティー系統のボードゲームで、2人、もしくは2人がペアとなって4人で対戦する。特定のエリアからストライカー(打ち玉)を手の指で弾いて、盤上に並んだストライカーと同じ色の偏平な円筒形のパック(玉)をコーナーにあるポケット(穴)に全部入れた後、先にジャック(王将)を入れることを競うゲームである。キャロム、カルム、カラム、カロンなどとも呼ばれる。
ウィキペディア「カロム」より引用
どうやらインドや中東諸国でポピュラーなゲームのようです。
そして日本では局所的に、滋賀県の彦根市でよく遊ばれているということもわかりました。こちらは彦根市の公式ホームページです。
たぶんこれをお読みの方も、このゲームについて初耳だと思いますので、ご興味があれば動画を観てみてください。
カロムの遊び方
カロムでマスターしておきたい52の親指のテクニック
🎁 おまけのおまけ 🎁
ChatGPT のいつものおちゃめっぷり
「おはじき」という言葉で、ふと思い出したことがあります。
昔、「おはじきを口に含む」という描写の詩を読んだ記憶があります。あれは、何だっけなあ?と思い、ChatGPT にきいてみました。
さすがに宮沢賢治ではないことは、私でもわかりました。ChatGPT のいつものおちゃめっぷりですね。
そこで調べ方を「ググる」に変えてみると、すぐに判明しました。
それは詩ではなく、梶井基次郎の短編小説『檸檬』の中に出てくる一節でした。
それからまた、びいどろという色硝子で鯛や花を打ち出してあるおはじきが好きになったし、南京玉が好きになった。またそれを嘗めてみるのが私にとってなんともいえない享楽だったのだ。あのびいどろの味ほど幽かな涼しい味があるものか。私は幼い時よくそれを口に入れては父母に叱られたものだが、その幼時のあまい記憶が大きくなって落ち魄れた私に蘇えってくる故だろうか、まったくあの味には幽かな爽やかななんとなく詩美と言ったような味覚が漂って来る。
青空文庫・梶井基次郎『檸檬』より引用
おはじきを口に含んだときの固いひんやりとした感覚は、私の舌の記憶にもあります。それはこの小説を読むよりもずっと前のものに思えることから、私の実体験に違いありません。子供がおはじきを口に含んでみるというのは、梶井だけの特別な嗜好というわけではなかったようです。
そして『檸檬』を読んでから何年かあとに、アニメ映画『火垂るの墓』で全国民の涙腺を大崩壊させた節子のくだり(サクマ式ドロップの缶におはじきを入れて…)に出会うわけです。
さて私の疑問は解決しましたが、ChatGPT との会話が残っているので続けます。
うん、うん、いいよー。どんな回答が返ってくるのかワクワクしながら、ここでいきなり、大きく出てみました。
さすがに大きく出すぎましたね😅
そのあと「おはじきを口に含む、日本の長編映画は?」や「おはじきを口に含む、韓国ドラマは?」と続けてみましたが、答えは同じで、知らぬ存ぜぬの一点張りです。もう遊んではくれませんでした。
ChatGPT は、案外いけずなところもあるのですね😭
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