【旬に追いつけ追い越せ】ゴーヤのナポリタン
ベランダになるゴーヤの実が次々と旬を迎えている。
「旬」というのは、つまり人間にとっての「食べ頃」ということだ。
ゴーヤ本来の目指すべき形態は結実であり、土に落ちて次の世代が芽吹くことである。土を持ち上げて双葉が開いた時から、干からびて立ち枯れるまで、その目的を達成すべく、迷うことなく着実に進んでいく。ゴーヤの成長は早い。「食べ頃」を過ぎた途端に、一晩で黄色くなってしまうのだ。
今朝、そんな黄緑色になった実をひとつ見つけた。握ってみると、だいぶ柔らかくなっている。2つに割ってオレンジ色の中身をスプーンでかき出し、切り分けてから醤油と酢で漬けることにした。
ゴーヤの旺盛な成長は止めることができない。私も頑張って、いただくのである。
ゴーヤ、ベーコン、タマネギ、ぶなしめじ、ニンニク、唐辛子、パスタ、トマト、キュウリ、アスパラガス
アスパラガスは軽く茹で、トマト、キュウリと一緒に、ニンニク酢、レモン果汁、柚胡椒で和えてサラダにする。
オリーブオイルに、ニンニク、唐辛子、ベーコン、そして火を強めて、ゴーヤ、タマネギと、順番に炒めていく。
ぶなしめじ、パスタの茹で汁、トマトケチャップを入れ、強火のまま煮詰めてソースの完成。
乾麺 180g の茹で上がったパスタを和え、胡椒を挽いたら出来上がり。
シンプルなサラダが一番美味しい。フルーツに近いみずみずしさであるは、まさしく「旬」であるから。
国産のナポリタンには、このチーズでしょう。パルミジャーノでは、雰囲気が出ない。
ゴーヤは、ナポリタン的にはピーマンの代替だが、ほろ苦さがケチャップ味のアクセントとなって、なかなか良かった。加熱で柔らかくなったのも、ゴーヤが違和感なかった要因だろうと思う。
さあ、明日もゴーヤだ。たぶんね。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません