この猛暑をクーラー無しで乗り切る秘訣
この部屋に越してきて5年になるが、その年からクーラー無しで真夏を過ごしている。
といっても平日の日中は会社にいるので、西日がさすこの部屋の本当の暑さを知り尽くしているのは、彼以外にいないだろう。
あの毛むくじゃらでさぞ暑いと推察するが、私にはとても丸腰では夏の猛暑に対向できる気概はない。
かつてこんな投稿を書いた。
クーラー無しで熱帯夜を乗り切るための盟友たち
投稿:2010年07月23日
今年はアイスノン枕も竹シーツも使っていない。猛暑の通勤ランに加えてコンスタントな寝不足状態で、寝付けないという悩みとは無縁だ。明け方近くに汗まみれになって目を覚ますときがあるが、そんなときはサッと水シャワーを浴びて再び眠りに落ちる。
今年は、今日がわが家のプール開きだった。
プールというのは、つまり水風呂である。水道水をいっぱいにはった浴槽に汗ばんだ身体を沈める。最初は息を詰めるほどヒヤッとするが、この時期であればすぐに慣れる。水風呂に入っているときのヒンヤリ感より、水風呂から上がった後の爽快感の方が素晴らしい。爽快感は続くわけではなく、小一時間も経てばじっとりと汗ばみ、また水風呂へ身体を沈める必要があるのだが、水風呂は最終兵器といっていいほどの威力がある。
そして猛暑に対向する一番の秘訣というか、大原則は「暑さに慣れること」なのだろう。
通年続けている通勤ランのおかけで、暑さ、寒さはいつも身近にある。この部屋に越してくる以前、クーラー備え付けのワンルームに住んでいた頃は、夏の通勤ランは走り出す前に、それなりの「覚悟」が必要だったが、今ではそんな気負いもない。玄関から出ると、室内より涼しいくらいなのだから。
太陽が真上に来る暑さのピーク時こそ、熱せられたコンクリートの箱を飛び出して、風を切って走るのだ。走るといってもランニングは不適切だ。さすがに短時間でオーバーヒート必至である。やはり自転車しかない。
というわけで、お昼前に出発して、昭島の実家までを往復してきた。走り慣れたいつもの多摩サイ・コースは、暑さ以外の懸念もなく、気楽に自転車を漕げるのがいい。
土曜日の山中湖往復の疲れもなく、快調に走れたのは良かった。お盆休みが終わるまでに、またロングライドに行けそうだ。
そして帰ってシャワーを浴びてからの水風呂が、まさに至福なのであった。
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