レバニラ炒め、バカボンのパパの好物なのだ
子供の頃の食べ物の思い出は色々ある。
大人になって味覚はだいぶ変わったが、美味しいもの、美味しくないもの、そう感じたときの記憶はおぼろげながら残っている。
骨付き鶏もものローストが何よりの御馳走だった。
トマトとか野菜全般、味のしない豆腐なんかは好きではなかったな。
私にとって、レバニラ炒めという食べ物がちょっと変わっていたのは、その思い出でのきっかけが「味」ではなかったことだ。
あの『天才バカボン』のパパの大好物だというのが、子供にとっては大変印象的で、わくわくして食べた思い出がある。
味は、その割には…というのが子供の頃の感想だった。
そして大人になった今では、レバニラ炒めに対して、バカボンのパパの気持ちがよくわかるようになった。
豚レバー、ニラ、もやし、ニンニク、生姜、キャベツと生姜の塩もみ、醤油、オイスターソース
豚レバーは流水に5分間さらし、水を良く拭いてから、醤油とすりおろし生姜に漬ける。
レバーは焼く前に片栗粉大さじ1を入れて、よく混ぜる。
油にニンニクを入れて弱火で加熱し、香りが立ったらレバー入れる。
レバーの両面が炒められたら、火を強めて、洗ったもやし一袋を投入。
ニラ一束もぜんぶ加えてガンガン炒め、醤油小さじ1、オイスターソース小さじ1で味を整えたら出来上がり。
ねっとりとした食感と濃い味のレバー、強い香りのニラ、もやしのみずみずしさが良い感じで間を取り持っている。
もちろんご飯も進む味付けである。
昨日作って食べられなかったキャベツと新生姜の塩もみも、レバニラの口直しとしてはちょうど良かった。
さすがに量が多く、すべて食べきらずに少し残した。これは後日の食材となる予定だ。
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