麩チャンプルー
台所シンク下の収納から、いつ買ったのか思い出せないくらい前からある車麩の残りが見つかった。カラカラの乾物で、虫に食われたあともない。今日はこれを使って炒め物を作ろうと思った。
作るのは沖縄料理のひとつ、麩のチャンプルーだ。
およそ10年前、自転車にテントを積んで沖縄をツーリングしたことがある。
2泊3日の最終日に、汗と埃を洗い落とすために健康ランドに立ち寄った。
そこの食堂で食べたのが麩チャンプルーだった。
旅の達成感込みだが、あれはうまかった!
料理の仕方では肉に遜色ない存在感を発揮する麩の実力を知った。
車麩、もやし、ニラ、ニンジン、卵、顆粒ダシ、塩、醤油、ゴーヤの芽、キュウリのぬか漬け
麩は水に10分ほど浸してもどし、しぼってから四等分に切り分け、溶き卵をまぶす。
ちなみにゴーヤの芽は、バジルとシソを種まきしたプランターに芽吹いたものを間引いた。そのまま捨てるに忍びないので食材とした。
中華鍋に多めのサラダ油を熱し、麩から炒めていく。両面焼けたらいったん取りだしておく。
改めて油を入れ、ニンジン、もやし、ニラと順番に炒めていく。
塩と顆粒ダシで味付けしてから麩を戻す。少量の醤油を鍋肌に回して香りをつけたら出来上がり。
麩は、その歯ごたえと、汁を吸って保持するという特性を活かせば、色々と応用が利きそうな食材だ。保存性もバッチリだし、深く極めたいな。
半日ほどぬか床に漬けたキュウリは浅漬けだが旨味もあり、なかなかの出来だ。ぬか床を始めて一週間が経った。まだまだ美味しくなるはず♪
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