アジフライ
子供の頃にハマっていた釣りを、ふとしたきっかけで再開しました。住んでいる場所と季節の巡り合わせから、多摩川で手頃なハゼ釣りを楽しんでいます。
忘れがちですが、スーパーに並ぶ「豚コマ」や「鶏もも」「牛カルビ」などの精肉は、私以外の誰かが、私の代わりに、生きている豚や鶏や牛を屠殺して、加工したお肉です。
「食べる」という行為は、自分以外の他の動植物の「命を奪う」という行為の上に成り立っているわけです。
そして「獲った魚を調理していただく」 Catch and Cook という釣りは、私が、他の生き物の命の上に成り立っているという事実を、簡単に思い起こさせてくれます。
そんなことも考える「釣り・にわか勢」の私ですが、多摩川のハゼより大きい魚を獲得した場合を想定して、その恵みを最大限に活用するための用意をする必要性を感じていました。
技術の習得には、場数が必要です。
そこで、スーパーで買ってきたアジをさばいてフライに挑戦します。
「魚をさばく」+「フライにする」という、自炊の中でも高難易度かつ工数がかかるメニューです。
アジのさばき方、アジフライなどを YouTube で検索すると、有益な動画がたくさんヒットします。
料理人さんが説明している動画は、本当にわかりやすいですね。プロが長年培ってきたノウハウと手さばきをただで見られるわけですから、まぁ、いい時代になりました。
などと動画を観ただけで、できたつもりになったりしますが、見るのとやるのとでは大違い!を痛感することになります。
アジ、卵、キャベツ、ミニトマト、パン粉、小麦粉、サラダ油、塩、胡椒、ソース、タルタルソース
アジのゼイゴを両面切り落とし、うろこを取ります。
魚をさばくときに、内臓を取り出すまでは、まな板の上に新聞紙を敷いて行うとよいです。取り除いた内臓や頭ごと新聞紙を丸めてビニール袋に入れます。そのビニール袋は口をしばって、燃えるゴミの日まで冷凍庫で保管しておけば、においも発生しません。
ちなみに新聞紙は、購読していた古新聞ではなく、amazon で購入したものです。ロードバイクの洗車で使うために買い求めました。新聞1ヶ月の購読料の半分の価格で、使えないくらいの量(15kg・新品)が手に入ります。今さら新聞を購読する気にはなれませんが、新聞紙は色々なところで役立つ手軽なアイテムだと思います。
アジの頭を切り落とし、内臓を取り出します。指を使って流水でよく洗ってから、キッチンペーパーで水気を拭き取り、背中から包丁を入れて開きます(詳細は、上記の動画を参照ください)
アジをひっくり返して逆側の背中から包丁を入れ、中骨を取り除きます。ここが難しいですね。最後に中骨を切り落とす時は、なかなか力が必要です。
真ん中に固い腹びれが残るので、切り落とします。
指で探りながら血合い骨を探し、骨抜きを使って丁寧に抜いていきます。
背開きにしたアジに塩と胡椒を少々して、10分ほどおいておきます。
アジに小麦粉を薄くまぶし、溶き卵をくぐらせ、パン粉をつけます。
170度の油で、アジを揚げていきます。身がたっぷり残った中骨も一緒に素揚げにします。
途中でひっくり返しながら揚げていきます。フライが浮き上がって、周りの泡が細かくなってきたら引き上げて油を切ります。中骨の方は8分ほど揚げました。
千切りにしたキャベツ、ミニトマトと一緒に盛り付けたらできあがりです。
ソースでいただきます。外はサクサク、中はホクホクです。揚げたてのアジフライは、買ってきた惣菜とは、ひと味もふた味も違いますね。
市販のタルタルソースでもいただきます。こちらも甲乙つけがたい美味しさです。
中骨の素揚げには塩を振り忘れましたが、問題なく美味しくいただけました。
アジは最寄りのスーパーでも簡単に手に入るので、これからも積極的に調理して、場数を踏んでいきたいと思います。
先日、コロナウィルスのワクチン接種(モデルナ)2回目に行ってきました。
その後の経過を記しておきます。
接種当日は副反応らしきもの何もありませんでした。
二日目の朝になって接種箇所が少し痛むかなというくらいです。その痛みも、1回目に比べてずいぶん軽微だと感じました。
その日の夕方になって、顔のほてりを感じ始めます。おでこを触ると熱くなっているようです。
しかし体温計を脇に挟んで計っても、36度ほどの平熱状態です。
そして、その後30分後くらい経って、脇で測る体温計にも反応が出始めました。37度をこえる発熱です。
ただ、頭がフワフワとする浮遊感があるだけで、頭痛などの苦しさはありません。
普通に夕食をとり、ちょっと疲れていたので、そのまま横になって居眠りをしてしまいました。
小一時間ほどで、パッと目が覚めます。
起きると同時に、体の芯からくる強い寒気を感じました。インフルエンザにかかったときのような、押さえることのできない震えです。
すぐに布団を敷き、羽毛の掛け布団を引っ張り出してきてくるまります。
布団を頭からかぶってガタガタ震えていると、じきに布団の中が体温で温まってきました。
ぬくぬくとした布団の中で、震えもおさまり、とても心地よかったです。この時感じた心地よさと安心感が、今回の副反応の経験の中で、一番印象に残りました。
いつの間にか眠りに落ち、夜中に起きると大汗をかいていました。熱は下がり、サッパリとした気分です。
三日目以降は、接種箇所の痛みも含めて、何の症状もありませんでした。
参考リンク
『新型コロナウイルス感染をのりこえるための説明書(ワクチン編)』
『新型コロナウイルス感染をのりこえるための説明書(デルタ株編)』
新型コロナウイルス感染をのりこえるための説明書 諏訪中央病院
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