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ニラと卵と豚肉の炒めもの
数日前に買ったニラがシナシナしてきているので炒めものにして食べきりましょう。
豚肩切り落とし | 80g |
ニラ | 70g |
卵 | 2個 |
ニンニク | 1かけ |
生姜 | 1かけ |
★オイスターソース | 大さじ1 |
★酒 | 大さじ1 |
★醤油 | 小さじ2 |
塩 | 少々 |
胡椒 | 少々 |
サラダ油 | 大さじ2 |
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今回は普通の醤油ではなく、作り置きのニラ醤油があったので使っています。
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
- 豚肉
- 一口大に切り分け、塩と胡椒をする
- ニラ
- 3cm くらいに切る
- 卵
- 溶きほぐしておく
- ニンニク、生姜
- 粗みじん切り
- 調味料★
- 合わせておく

中華鍋に多めのサラダ油を入れ、ガンガンに熱したら玉子を流し入れます。

お玉で手早くかき混ぜて形がまとまってきたら、いったん取り出しておきます。

卵取り出した中華鍋にサラダ油を追加して火にかけ、ニンニクと生姜を加えます。

豚肉を加えます。
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豚肉の色が変わるまで炒めます。

ニラを加えます。

ニラを軽く炒めたら、取り出しておいた卵を戻します。
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混ぜておいた調味料を加え、全体を軽く炒め合わせたら火を止めます。お皿に移してできあがりです。

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ニラと卵は、味も彩りもとても相性がいいですね。
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こういう一皿と、お味噌汁と、ご飯があれば他には何もいりません。
一汁一菜
「一汁一菜」という言葉をご存じの方は多いと思います。ウィキペディアから引用してみます。
一汁一菜とは、主食(白米や玄米や雑穀米)に、汁もの(味噌汁 等)一品と、菜(おかず、惣菜)一品を添えた日本における献立の構成の一つであり、粗食を指す。「一汁一菜」と言っても、汁と菜にさらに「香の物」(=漬物類)を少量添えることはしばしばある。また味噌汁を豚汁に変えて、栄養を補うこともある。
「一汁一菜」はもともとは、おかずが一品のみしかない「質素な食事(粗食)」の意味で用いられた言葉であったが、食生活の欧米化や食べすぎ(栄養過多)、肥満傾向、生活習慣病、「飽食」が日本人の健康を害しているという事実が明らかになってきた近年は、むしろ良い意味の言葉とされ、(食べ過ぎを防ぎ)健康に良い食事・献立、として着目されるようになった。一汁一菜もちょっとした配慮・工夫で栄養バランスも良くなり、この一汁一菜で健康で長寿になれるという。例えば、禅寺の食事が一汁一菜の食事を守っており、禅僧たちは一汁一菜の質素な食事でも、寺の仕事と修行をたっぷりこなし、さらに病気にかかりにくく長寿をまっとうするという。
ウィキペディア「一汁一菜」より引用
一汁一菜を語るときに、よく引き合いに出される宮沢賢治「雨ニモマケズ」の一節に『一日ニ玄米四合ト味噌ト少シノ野菜ヲタベ』という箇所があります。
四合の玄米といえば、私がいつも圧力鍋で炊く量と同じです。炊き上がった玄米はだいたい280g弱ごとにタッパーウェアに詰めて4つと、その日の一食分になります。それを冷蔵庫に入れて数日にかけていただきます。あの量を一日で平らげるとなると、相当な大食漢と思えますが、農作業などの肉体労働を1日続けるとすれば妥当なのでしょう(ここはあくまで玄米であり、精米された白米ではありません)
現代の一汁一菜といったら土井善晴さんでしょう。
こちらページを読むと、深くうなずける内容ばかりです。最後に「食育」についての一節があります。
いまはすぐに「おいしい」か「おいしくないか」ばかりが話題になりますが、家庭料理はおいしいものばかりである必要はありません。おいしくない体験をすれば、いつもとちょっと違うね、この違いって何なのと考える。そしたら、今日はお母さん疲れていてやる気のないごはんなんやってわかる。
…
だから親のほうは、上手下手を気にする必要は全然ないんです。そんなことよりも、作って食べさせること。うちのお母さん、料理下手でも毎日作ってくれたいうことのほうがはるかに大事なんです。まず、一汁一菜の型をきれいに整えてください。
https://kokocara.pal-system.co.jp/2016/12/19/ichiju-issai-yoshiharu-doi/
私の家では、家族で旅行に行って遅く帰ってきた日の晩ご飯などは、店屋物を頼むことがありました。そんなときに母がいつも口にする「ごめんね」という言葉が不思議でした。それが晩ご飯を作ることができなくてごめんね、という意味であることは理解できます。しかし子供としては普段食べられない魅惑の店屋物にありつけるチャンスにウッキウキなわけです。
今となって考えてみれば、私がこういうブログを書くようになったルーツが、そんなところにあったのかもしれません。
🎁 おまけのおまけ 🎁
私も昔はたくさんのおかずを並べていたときがありました。この当時は通勤ランナー🏃(往復16km+昼休み4km)だったので量もすごいですね😅
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