辛ラーメン・チリトマト味
辛ラーメンといえば、ご存じのように韓国の有名なインスタントラーメンです。以下はウィキペディアからの引用になります。
韓国のインスタントラーメン市場で19年連続市場占有率首位(72%)を維持しており、世界70カ国以上に輸出されている。韓国では生の中華麺を用いたラーメンは普及しておらず、韓国でラーメンと言えば辛ラーメンを指すのが普通である。
引用元:ウィキペディア「辛ラーメン」
発売は1986年とありますので、40年近い歴史のある食品です(ちなみにそれより遡ること20年、日本では国民食「サッポロ一番」「チャルメラ」が1966年に、1968年には「出前一丁」が発売されています)
私の辛ラーメンに関する思い出といえば、あの東日本大震災の時に、物流インフラが絶たれてスッカラカンになったスーパーやコンビニの商品棚で、辛ラーメンだけが売れ残っていたという情景です。これはディスりでも何でもなく、単なる個人的な記憶の一コマですが、食べたことのない大部分の顧客からすれば「それだけが売れ残っている」というだけで身構えて、しかも辛いものが苦手であればなおさら、手を伸ばすことをためらったのでしょう。
私自身は、これまでカップラーメンは食べたことがありましたが、インスタントラーメンは未経験でありました。
実際に食べてみると日本のインスタントラーメンとは、いくつかの違いがありました。
ひとつは、つくり方です。これまで食べ慣れてきたインスタントラーメンは、麺を茹でて最後に(火を止めてから)スープを加えます。しかし、辛ラーメンは沸かしたお湯にスープを溶かしてから麺を加えて茹でます。要はスープで麺を煮込むということです。
もうひとつの違いは、麺です。日本のインスタントラーメンは生麺を目標にしていますが(マルちゃん正麺など)、辛ラーメンは違うようです。スープで煮込むことを前提にしたと思われる太いインスタント麺が特徴です。
つまり旨辛スープで煮込まれた旨辛インスタント麺を堪能するというのが辛ラーメンに違いありません。
今回は、そんな辛ラーメンのちょい足しアレンジレシピ「チリトマト味」です。
辛ラーメン | 1袋 |
ベーコン | 40g |
玉ねぎ | 1/4個 |
冷凍インゲン | 5本 |
食塩無添加トマトジュース | 200ml |
水 | 350ml |
チリパウダー | 適量 |
- ベーコン
- 薄切り
- 玉ねぎ
- 薄くスライス
- 冷凍インゲン
- 1〜2cm幅に切る
鍋にトマトジュース 200ml、水 350mlを入れて火にかけ、沸騰してきたらラーメン添付の粉末スープとかやくを加えます。混ぜてスープを溶かし、チリパウダーを味をみながら適量加えます。今回は4振りほど加えました。
スープの味が決まったら麺と、その他の具材を全部投入します。
沸騰を維持するように火加減して煮込んでいきます。
4分30秒煮たら火を止め、もう一度味をみて「チリ風味」がさらに必要であれば好きなだけチリパウダーを加えて、丼に移してできあがりです。
加熱したトマトジュースでとろみが付いた旨辛スープが太麺に絡んで、「うまさ」と「辛さ」と「熱さ」が倍増しです。長ねぎではなく玉ねぎ、チャーシューではなくベーコン、という選択も間違っていませんでしたね。
辛ラーメンなので辛さは折り紙付きです。チリトマト味も見事にまとまっていると思います。辛いのがお好きな方は、ぜひお試し下さい。
辛ラーメン・チリトマト味 by movinowこちらは「チャルメラ宮崎辛麺」で同様のアレンジをした投稿です👇
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