行者ニンニクとアンチョビのパスタ【初夏の香りとラッキョウについて】
いよいよ通勤ランでは汗まみれの季節がやってきた。
今日も帰りはとても遅かった。人通りのない夜道を走っていると、特定の場所で、この季節ならではのにおいをかぐことがある。ひとつは「ハゴロモジャスミン」もうひとつは「コナラ」だ。
じつは、どちらもあまり好きな香りではないのだが、春も終わり、いよいよ暑くなるんだなぁと「実感」するのだ。
日付も替わりそうだったので、先日買った行者ニンニクで、さっとパスタを作った。
冷蔵庫に入れておいた行者ニンニクは外側の皮が傷み始めていたので、水を張ったボールの中で皮をむく。ちまちました作業に、ラッキョウの皮むきを思い出した。
そういえば、あと一ヶ月もしたら生のラッキョウが、ごく短期間であるが出回るのだろう。ビニール袋にびっしり詰まって、すでに芽が伸びつつあり、あまり買う人もいないような泥付きラッキョウを見ると、つい買ってしまおうかと思う。塩漬けラッキョウはとても美味しい。塩をまぶして漬けるのは簡単だ。しかしその前段階として必要な皮むき作業を考えると、二の足を踏んでしまうのが常だった。休みの半日をつぶすつもりで、今年は久しぶりにトライしてみようかな。
オリーブオイルに唐辛子とアンチョビを入れる。行者ニンニクの茎の部分も入れて弱火で炒める。
行者ニンニクの葉の部分とパスタの茹で汁を加えてソースの完成。今日は時間も遅かったので、いつもよりパスタは少なめの 170g。
行者ニンニクの香りは、それほど強くはなかった。少し期待外れ。栽培ものではなく、野に生えているものは違うのだろうか。
全体として少し油っぽい仕上がりとなってしまった。パスタを少なめ(私基準でですが)にしたのにもかかわらず、いつもの加減でオリーブオイルを入れたのが原因かも。
ペペロンチーノは、やはり難しいですな。
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