もやしとニラの醤油ラーメン
遅くまで残業してヘロヘロになって通勤ランで帰途につくと、脚が痛くて、重くて、どうにも稚拙な脚運びになってしまうのがもどかしい。
それでも我慢して脚を動かしていると、５分くらいたった時点で、ふと脚が軽くなることがある。
そういう夜は素晴らしい。息が上がって汗が流れるほどに、涸れた心身が満たされていく。走ることによる「消費」より「供給」が上回る境地は、ランナー公然の秘密だ。
今日も帰りが遅かったので、簡単に野菜と豚バラ肉を炒めてラーメンを作った。
材料
豚バラ肉、もやし、ニラ、ニンジン、長ネギ、喜多方ラーメン
豚バラ肉、ニンジンと炒める。
洗ったもやし、ニラと炒め合わせていく。
野菜に火が通り過ぎないうちに手早く塩と胡椒、少量の醤油で味付けしたら、茹で上がったラーメンの上にのせて、長ネギを散らし、胡椒を挽いて出来上がり。
もやしは気を抜いて炒めるとすぐに火が通り過ぎて、味も存在感もなくなってしまうことが多い。今日はちょうど良い加減に決まって、見違えるほどに美味しく食べられた。
もやしラーメンを食べながら、いつか食べた美味しいもやしの味噌汁を思い出していた。具材はたっぷりのもやしだけのシンプルな味噌汁。あれも調理加減、食べ頃が難しいのであったなと。
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