挽肉とほうれん草のニラ醤油炒め丼
ニラ醤油でつくる「かつおの漬け丼」「醤油ラーメン」に続く第三弾です。
挽肉を使ったそぼろ丼ですが、味が単調になりそうだったのでほうれん草を加えます。
豚挽肉 | 150g |
ほうれん草 | 80g |
ニラ醤油 | 大さじ1.5 |
胡椒 | 少々 |
ご飯 | 280g |
サラダ油 | 小さじ2 |
ほうれん草を軽く、1分ほど下茹でします。
茹でたほうれん草は流水で粗熱をとり、1cmくらいに切り分けます。
フライパンにサラダ油を熱して挽肉を炒めていきます。
挽肉の色が完全に変わるまで炒めます。
下茹でしたほうれん草を加えます。
1分ほど炒め合わせたらニラ醤油を加えます。ニラ醤油の量は味見をして調整して下さい。
胡椒を惹いて、全体をまんべんなく炒め合わせたら火を止めます。丼によそったご飯にかけてできあがりです。
冷蔵庫に入れておいたニラ醤油ですが、タッパーウェアのふたを開けたときに強烈なニラ臭が立ちこめました。
ニラ(学名:Allium tuberosum)は、ニンニクやタマネギと同じアリウム属に属する植物で、独特の強い香りがあります。その香りの主な成分は、硫黄化合物です。ニラの香りの主要な原因となる成分は、アリイン(Alliin)という硫黄を含むアミノ酸です。アリインは、ニラが切られたり損傷を受けると、アリイナーゼ(Alliinase)という酵素と反応して、アリシン(Allicin)という抗菌作用や抗酸化作用がある硫黄化合物に変換されます。
アリシンは、さらに分解されて、硫化ジアリル(Diallyl sulfide)、硫化ジアリルトリスルフィド(Diallyl trisulfide)、硫化ジアリルテトラスルフィド(Diallyl tetrasulfide)などの他の硫黄化合物に変化することがあります。これらの化合物は、ニラの香りと風味を形成するために重要な役割を果たしています。
ChatGPT 4 の回答
そう、硫黄系の刺激臭です。作りたての時はなかったのですが、揮発したアリシンが容器内にたまっていたのでしょう。もちろん調味料として使うときには刺激臭はなくなっています。ニラの風味がきいたおいしい肉そぼろろになりました。
ほうれん草は彩りとしてはこのくらいでいいと思いますが、味としてはこの倍くらい、挽肉と同量を入れてもいいと思いました。
ChatGPT 4 と遊ぶ
巷ではChatGPT を使って生産性を爆上げする Tips が次から次へと発表されています。しかし ChatGPT の利用用途はそれだけにとどまりません。今回は ChatGPT の文章創造能力を使って遊んでみましょう。
お題は「走れメロス」
誰もが知っている太宰治の代表作のひとつです。その冒頭部分を引用させてもらいます。
メロスは激怒した。必ず、かの邪智暴虐じゃちぼうぎゃくの王を除かなければならぬと決意した。メロスには政治がわからぬ。メロスは、村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。きょう未明メロスは村を出発し、野を越え山越え、十里はなれた此このシラクスの市にやって来た。メロスには父も、母も無い。女房も無い。十六の、内気な妹と二人暮しだ。この妹は、村の或る律気な一牧人を、近々、花婿はなむことして迎える事になっていた。結婚式も間近かなのである。メロスは、それゆえ、花嫁の衣裳やら祝宴の御馳走やらを買いに、はるばる市にやって来たのだ。先ず、その品々を買い集め、それから都の大路をぶらぶら歩いた。メロスには竹馬の友があった。セリヌンティウスである。今は此のシラクスの市で、石工をしている。その友を、これから訪ねてみるつもりなのだ。久しく逢わなかったのだから、訪ねて行くのが楽しみである。歩いているうちにメロスは、まちの様子を怪しく思った。ひっそりしている。もう既に日も落ちて、まちの暗いのは当りまえだが、けれども、なんだか、夜のせいばかりでは無く、市全体が、やけに寂しい。のんきなメロスも、だんだん不安になって来た。路で逢った若い衆をつかまえて、何かあったのか、二年まえに此の市に来たときは、夜でも皆が歌をうたって、まちは賑やかであった筈はずだが、と質問した。若い衆は、首を振って答えなかった。しばらく歩いて老爺ろうやに逢い、こんどはもっと、語勢を強くして質問した。老爺は答えなかった。メロスは両手で老爺のからだをゆすぶって質問を重ねた。老爺は、あたりをはばかる低声で、わずか答えた。 「王様は、人を殺します。」 「なぜ殺すのだ。」 「悪心を抱いている、というのですが、誰もそんな、悪心を持っては居りませぬ。」 「たくさんの人を殺したのか。」 「はい、はじめは王様の妹婿さまを。それから、御自身のお世嗣よつぎを。それから、妹さまを。それから、妹さまの御子さまを。それから、皇后さまを。それから、賢臣のアレキス様を。」 「おどろいた。国王は乱心か。」
青空文庫・太宰治著「走れメロス」より引用
絵文字でデコる
ChatGPT は絵文字を理解しています。「🌊」 が何かをたずねると、「波」とこたえます。
ChatGPTに、絵文字が何を表しているのか、なぜわかるのかをたずねたところ、たくさんの文章を学習して、その絵文字が使われている前後の文脈から、その文字コードが「波」という概念を表すに違いないと予想しているそうです。にわかに信じがたいことですが、ユニコードでは「WATER WAVE」という名称が付いているので、そういう情報も参照しているのでしょう。
それでは、絵文字を自由に操る ChatGPT の能力を存分に発揮してもらいましょう。できるだけ多くの絵文字を入れてもらいます。
メロスは激怒😠した。必ず、かの邪智暴虐😈の王🤴を除かなければならぬと決意💪した。メロスには政治🏛️がわからぬ。メロスは、村の牧人🐑である。笛🎶を吹き、羊と遊んで暮して来た。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感💢であった。きょう未明🌙メロスは村を出発🚶♂️し、野を越え山越え🏞️、十里はなれた此このシラクスの市にやって来た🏰。メロスには父👨も、母👩も無い。女房💑も無い。十六の、内気な妹👧と二人暮しだ。この妹は、村の或る律気な一牧人🌾を、近々、花婿🤵はなむことして迎える事になっていた。結婚式🎊も間近かなのである。メロスは、それゆえ、花嫁👰の衣裳👗やら祝宴🎉の御馳走🍱やらを買いに、はるばる市にやって来たのだ🛍️。先ず、その品々を買い集め🛒、それから都の大路🛣️をぶらぶら歩いた。メロスには竹馬の友👬があった。セリヌンティウスである。今は此のシラクスの市で、石工🔨をしている。その友を、これから訪ねてみるつもりなのだ。久しく逢わなかったのだから、訪ねて行くのが楽しみ😊である。歩いているうちにメロスは、まちの様子を怪しく🤔思った。ひっそりしている。もう既に日も落ちて🌆、まちの暗いのは当りまえだが、けれども、なんだか、夜のせいばかりでは無く、市全体が、やけに寂しい😞。のんきなメロスも、だんだん不安😟になって来た。路で逢った若い衆🧑をつかまえて、何かあったのか、二年まえに此の市に来たときは、夜でも皆が歌🎤をうたって、まちは賑やかであった筈はずだが、と質問した。若い衆🧑は、首を振って答えなかった🚫。しばらく歩いて老爺🧓に逢い、こんどはもっと、語勢を強く💢して質問した。老爺は答えなかった🤐。メロスは両手で老爺のからだをゆすぶって質問を重ねた❓。老爺は、あたりをはばかる低声🔇で、わずか答えた🗣️。 「王様は、人を殺します。💀」 「なぜ殺すのだ。❓」 「悪心を抱いている、というのですが、誰もそんな、悪心を持っては居りませぬ。🙅♂️」 「たくさんの人を殺したのか。🔪」 「はい、はじめは王様の妹婿さまを。それから、御自身のお世嗣よつぎを。それから、妹さまを。それから、妹さまの御子さまを。それから、皇后さまを。それから、賢臣のアレキス様を。📜」 「おどろいた。国王は乱心か。👑💔」
「走れメロス」を題材にして ChatGPT 4 が創作
文字がぎっちり詰まって、イマイチ読み辛かった文章に絵文字が挿入されることで、適度な間隔が空いて読みやすくなったのではないでしょうか。そして絵文字という視覚的なシンボルがイメージを想起させる効果で、普段長い文章を読み慣れていない読者でも、これなら読む気になるような気がします。
文章が表す感情を変更する
ChatGPT は文章が表現する感情を理解できます。そしてある感情に沿って文章を構成することもできます。次は「走れメロス」の冒頭を、できるだけ楽しい感情があふれる物語にしてもらいましょう。
メロスは大喜びした。間違いなく、あの愛らしい王様と友達にならなければならないと決意した。メロスは政治に興味はなかった。メロスは村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで暮してきた。だが、善良な心で、人一倍に感謝の気持ちでいっぱいだった。今日は未明にメロスが村を出発し、野を越え山越え、十里離れたこのシラクスの市にやって来た。メロスには父も母もいない。女房もいない。16歳の、内気な妹と二人暮らしだ。この妹は、村の某律儀な牧人を、近々、夫に迎えることになっていた。結婚式も間近かなのである。メロスは、それゆえ、花嫁の衣裳やら祝宴の御馳走やらを買いに、はるばる市にやって来たのだ。まず、その品々を買い集め、それから都の大通りをぶらぶら歩いた。メロスには幼馴染の友がいた。セリヌンティウスである。今はこのシラクスの市で、石工をしている。その友をこれから訪ねてみるつもりなのだ。久しく会っていなかったのだから、訪ねていくのが楽しみである。歩いているうちにメロスは、市の様子が賑やかであることに気づいた。活気に満ちている。日が落ちて市が暗くなっても、皆が歌を歌っており、市はとても明るかった。のん気なメロスも、ますます楽しい気分になってきた。道で出会った若者に、市がこんなに賑やかで楽しいのはなぜか、二年前にこの市に来たときも、夜でも皆が歌を歌っていたのだが、と質問した。若者は笑顔で答えた。
「王様が、人々を幸せにします。」
「どんなふうに幸せにするのですか?」
「王様は、市民に愛と平和をもたらしてくれます。誰もが感謝の気持ちでいっぱいです。」
「たくさんの人々が幸せになったのですか?」
はい、最初は王様の妹婿様が幸せになりました。それから、御自身のお世継ぎ様が。それから、妹様が。それから、妹様のお子様が。それから、皇后様が。それから、賢臣のアレキス様が。」
「すごいですね!王様は愛されているのですね。」
メロスは、市民たちが幸せそうな顔をしているのを見て、とても心が温まりました。シラクスの市は、愛と喜びに満ちあふれていました。メロスは友人セリヌンティウスの家を訪ね、彼と楽しい時間を過ごしました。二人は懐かしい話や村の出来事について語り合い、夜が更けるまで笑い声が絶えませんでした。
翌日、メロスは買い物を終え、妹の結婚式に向けて村に帰りました。村に戻ると、妹もメロスが持ち帰った贈り物に大喜びし、結婚式は賑やかで幸せなものとなりました。メロスは、シラクスの市での出来事を村の人々に話し、みんなが喜びと感謝の心で溢れました。
こうしてメロスの村も、シラクスの市のように、愛と幸せに包まれた暮らしが始まりました。メロスは、自分の幸せを分かち合い、家族や友人、そして村の人々と楽しい日々を過ごしました。王様の優しさと善良な心が、遠く離れたメロスの村にまで幸せを届けたのです。
「走れメロス」を題材にして ChatGPT 4 が創作
すごいですねー。私がお願いしていないハッピーエンドまでついています。
改題『走れエロス!』
私のお願い:これは太宰治の「走れメロス」の冒頭です。この文章の題名を「走れエロス!」に変えて文章を作り直してみて下さい。
注:性的な内容や表現にはガードがかかっているので、大方の予想どおりにはなりません😜
エロスは熱狂した。必ず、かの恋愛の神を追い求めなければならぬと決意した。エロスには恋愛の真髄がわからぬ。エロスは、村の青年である。詩を書き、恋歌を歌って暮して来た。けれども恋愛に対しては、人一倍に熱心であった。きょう未明エロスは村を出発し、野を越え山越え、十里はなれたこのシラクスの市にやって来た。エロスには父も、母も無い。恋人も無い。十六の、内気な妹と二人暮しだ。この妹は、村の或る情熱的な一青年を、近々、運命の人として迎える事になっていた。恋の誓いも間近かなのである。エロスは、それゆえ、恋文の文具やらデートの場所やらを調べに、はるばる市にやって来たのだ。先ず、その品々を調べ集め、それから都の大路をぶらぶら歩いた。エロスには親友があった。セリヌンティウスである。今はこのシラクスの市で、詩人をしている。その友を、これから訪ねてみるつもりなのだ。久しく逢わなかったのだから、訪ねて行くのが楽しみである。歩いているうちにエロスは、まちの様子を怪しく思った。ひっそりしている。もう既に日も落ちて、まちの暗いのは当りまえだが、けれども、なんだか、夜のせいばかりでは無く、市全体が、やけに寂しい。のんきなエロスも、だんだん不安になって来た。路で逢った若い衆をつかまえて、何かあったのか、二年まえにこの市に来たときは、夜でも皆が恋歌を歌って、まちは賑やかであった筈だが、と質問した。若い衆は、首を振って答えなかった。しばらく歩いて老爺に逢い、こんどはもっと、語勢を強くして質問した。老爺は答えなかった。エロスは両手で老爺のからだをゆすぶって質問を重ねた。老爺は、あたりをはばかる低声で、わずか答えた。
「恋の神様は、人の心を揺さぶります。」
「なぜ心を揺さぶるのだ。」
「恋に焦がれる、というのですが、誰もそんな、切ない恋を望んでは居りません。」
「たくさんの人が恋に落ちたのか。」
「はい、はじめは恋の神様の弟子たちを。それから、恋の神様自身も。それから、弟子たちの恋人たちを。それから、恋人たちの子どもたちを。それから、全ての人々を。それから、賢い詩人のアレキス様を。」
「おどろいた。恋の神様は気まぐれか。」
こうしてエロスは、恋愛の神秘に触れる旅を続け、友人との再会や新たな出会いを楽しみつつ、恋の真髄を追い求めていくのであった。
「走れメロス」を題材にして ChatGPT 4 が創作
「おどろいた。恋の神様はきまぐれか」ああ、愛の求道者エロスの行方やいずこに…
ここまで読まれた方はお察しの通り、ChatGPTの創造力はとどまることがありません。どんな無茶ぶりでも対応可能なはずです。
改題『走れ!サザエさん!!!』
私のお願い:この文章の題名を『走れ!サザエさん!!!』に変えて、ユーモアと温かい感情があふれる物語にしてください。
走れ!サザエさん!!!
お魚くわえたタマ猫 追っかけて 素足でかけてく 陽気なサザエさん みんなが笑ってる お日さまも笑ってる ルルルルルル 今日もいい天気
ある晴れた日、サザエさんは家族と一緒に海辺で楽しいピクニックを計画しました。イクラ村の人たちも誘って、大勢で海岸に向かいました。サザエさんは、マスオ、タラちゃん、ノリスケ、ワカメちゃん、そして愛犬タマと一緒に、陽気に遊びました。
海岸では、サザエさんが大好きなお魚を追いかけるタマ猫がいました。タマ猫は、お魚をくわえて元気に走り回っていました。サザエさんたちは、タマ猫の楽しい姿に笑顔がこぼれました。
すると、海岸に住むおじいさんがやってきました。おじいさんは、昔は元気でたくさんのお魚を捕っていたのですが、最近は年のせいか、上手くお魚を捕れなくなっていました。
サザエさん:「おじいさん、お魚を捕るのが難しいですか?」
おじいさん:「そうなんだよ、歳をとって、昔みたいにはいかなくなってしまったんだ。」
サザエさんは、おじいさんの悩みを知り、家族やイクラ村の人たちと協力しておじいさんを助けることにしました。サザエさんたちは、おじいさんにお魚を捕るコツを教えたり、一緒に海で遊んだりして、おじいさんの元気を取り戻そうと頑張りました。
ノリスケ:「おじいさん、こんな風にお魚を狙ってみてはどうですか?」
おじいさん:「なるほど、そんな方法もあるのか!」
おじいさんは、サザエさんたちの温かい心に触れ、少しずつ元気を取り戻していきました。そして、おじいさんもまた、海でたくさんのお魚を捕ることができるようになりました。
タラちゃん:「おじいさん、また元気になってよかったね!」
おじいさん:「ありがとう、タラちゃん。サザエさんたちのおかげで、また海で遊べるようになったんだ。」
マスオ:「これからも、みんなで力を合わせて、イクラ村をもっと素晴らしい場所にしましょう!」
みんなが笑ってる お日さまも笑ってる ルルルルルル 今日もいい天気
そして、その日、サザエさんたちのピクニックは大成功に終わりました。海辺で過ごす楽しい一日が、サザエさんたちの心に新たな絆を生み、さらに家族や友人たちとのつながりを深めました。そして彼らは、これからもイクラ村で、笑顔と愛に溢れた日々を過ごしていくことでしょう。
「走れメロス」を題材にして ChatGPT 4 が創作
もはや換骨奪胎を突き抜けて、まったくの別物語です。ちなみに、これはあらかじめ「サザエさん」についてChatGPTといくつかの会話をしてからの結果になります。そのままお願いしたところ、とてもシュールな話(サザエさんがマスオさんの迷惑行為に立ち向かう物語)ができたので。
いかがだったでしょうか。ご興味を持たれた方は、ご自分でChatGPT にお願いして、色々なものを「走らせて」みてください😁
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません