白魚と春菊のかき揚げ丼【ひらめき思い付き結果オーライ】
週末の今夜は、ちょっとだけいつもより早く帰ってこられたのでスーパーに立ち寄って買い物をした。
閉店間際で陳列物のほとんどなくなった鮮魚売り場で、見慣れない魚が目にとまった。透明感のある細長い小魚のパックには「白魚刺身・青森産」という表示があった。
炊きたてご飯に生姜醤油をたらして丼にしたら美味そうだ、とひらめき手が伸びた。
家に帰ってシャワーを浴び、改めて白魚についてネットで調べてみる。そのまま刺身も美味そうだが、かき揚げというレシピが気になった。お浸しにでもしようと春菊も買ってあったので、これと一緒に揚げてみようと思い付いた。
白魚、春菊、天ぷら粉、めんつゆ
春菊は小さく刻み、ボールに白魚と一緒に入れて天ぷら粉をまぶす。
天ぷら粉をざっくり混ぜたら水を 100mlほど注ぐ。これも練らないように、粉が残る程度にざっくりと混ぜる。
油で洗ったしゃもじにのせ、180度の油に滑り込ませる。最初は菜箸で抑えて、まとまったらお玉で油を上からかけながら揚げていく。
揚がったらバットの上で油を切る。丼によそった炊きたてご飯に温めためんつゆをかけ、かき揚げをのせて、さらにめんつゆを回しかけたら出来上がり。
その場のひらめきで買った食材を使い、その時の思い付きで作ったメニューがこれほど満足できるものだと予想外の嬉しさがあった。
今夜はかき揚げを作ろうという気負いがあると、材料を刻んで、揚げて、油の後始末をして、などという手順を考えて色々面倒くさく思えてしまう。しかし、思い付きで作ったかき揚げは、限られた少ない材料で、手順を逡巡する猶予もなくサクッと作ることができた。味も抜群だったのだから、当初の目論見からは外れたが、結果オーライということなのだ。
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