ファラフェル(ひよこ豆のコロッケ)☆?
いろいろな豆を食べるようになってレシピを調べているうちに「ファラフェル」という食べ物を知った。
ひよこ豆をすりつぶして香辛料と混ぜ、丸めたものを油で揚げた、野菜コロッケのような食べ物らしい。
欧米や中近東では昔から食されているポピュラーなものだという。私はまったく知らなかった。
それだけ歴史のある「定番」であるならば、間違いなくおいしいだろう、という推測のもとネットで調べたレシピを頼りに作ってみることにした。材料は水で戻したひよこ豆と香辛料くらい、特別なものはいらない。
【ファラフェル】ひよこ豆、たまねぎ、にんにく、シソ、クミン、塩、胡椒、ゴマペースト、レモン果汁、小麦粉、レタス
【その他】キドニービーンズのサラダ、きゅうりとにんじんのぬか漬け
ひよこ豆は100gを水に漬けて戻したもの(茹でていないもの)。中に混ぜる香辛料はにんにく、クミンのほかにコリアンダーやパセリを使うらしい。しかし近所のスーパーにどちらとも売っていなかったので、ベランダのプランターからシソを摘んできた。
ひよこ豆、千切りにしたシソ、たまねぎ1/2、すりおろしたにんにく1片、クミン小さじ 2/3、塩小さじ 1/2、胡椒少々をフードプロセッサーに入れる。
フードプロセッサーで細かくしたものをボールに移して冷蔵庫で1時間ばかりおく。
タネをぎゅっと握るようにして丸めるのだが、たまねぎが多めだったからか、汁気が結構あったので小麦粉を少し混ぜ込んで調整した。丸めたものに小麦粉をまぶし、180度の油で揚げていく。
こんがり色づいたらあげる。かけるソースとして、ゴマペースト大さじ2、レモン果汁大さじ1、すりおろしにんにく少々、塩少々を混ぜておく。
皿にレタスをしき、キドニービーンズのサラダと一緒に盛り付けたら出来上がり。
ほぼひよこ豆オンリーだが、油で揚げると見事に固まるものだ。外側はカリカリ、中はしっとりという仕上がりになった。
これを書きながらレシピを見直して気づいたのだが、ゴマペーストとレモン果汁のソースは、水を足してもう少しさらっとしたものにすべきだった。
さて味の方はというと、
これまでに食べたことのない未知の料理は、出来や仕上がりを判断するのが難しい。見た目や形はどうにかなったが、味としてこれが正しいのかどうかわからないのがつらいところ。
私が作ったファラフェルは、少なくとも私がこれまで食べてきたどんな料理にも似ていなかった。
うまいかどうかと聞かれれば、正直微妙なところ。すっぱすぎるソース? 中に入れたシソ? あるいは火の通りが甘い?
漬かりすぎのぬか漬けと合わせて、すっぱいおかずばかりというのはツライものがある^^;
これにウィスターソースなどをかければ、慣れ親しんだ味になったと思ったりもする。
これは本物を食べてみないと何ともいえないな。ネット調べてみたら麻布あたりで本場を食べさせてくれるスタンドがあるらしい。休日に、ランか自転車で行ってみるにはちょうどよい距離ではある。
ファラフェル探求の道は次回へ続く、だな。
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