豚汁・懐かしの味
豚汁は、私が自炊を始めた頃によく作ったメニューです。
根菜を刻んで豚肉と一緒に炒めた具だくさんな味噌汁といった豚汁は、自炊初心者が料理のイロハを学ぶのに格好のメニューでした。
ニンジンや芋はどこをどう切ったらよいのか、根菜が食べられるやわらかさに煮るにはどれくらいの時間がかかるのか、アクの取り方、そして味噌や醤油などの調味料でどうやって味をきめるのか。
里芋の美味しさを知ったのも自炊で作った豚汁ですね。
ねっとりとした里芋はときおり無性に食べたくなりますが、里芋の料理としては豚汁が一番しっくりきます。
以上、豚汁に関する個人的な見解でした^^
豚肉、里芋、ジャガイモ、ニンジン、大根、ごぼう、タマネギ、ニンニク、生姜、味噌、醤油、ごま油、長ねぎ
里芋は包丁で、ジャガイモはピーラーで皮をむきます。
大根とニンジンはいちょう切りに、タマネギはくし切り、ニンニクと生姜はみじん切りにします。
小さく切り分けた里芋とジャガイモ、そしてごぼうはしばらく水につけておきます。
ごま油でニンニクと生姜を炒めたら豚肉を加えます。
ニンジン、タマネギ、里芋、ジャガイモ、ごぼう、大根を加え、水をひたひたになるまで注ぎます。
沸騰してアクが出てきたら取り除いたら、味噌を溶き、醤油を加えます。今回は加えた水が1,300mlに味噌が大さじ3くらい、醤油が大さじ2でした。これは味見をして調整してください。
圧力鍋で5分間加圧、自然冷却後にふたを開けます。大根の茎が少しあったので加え、ひと煮立ちさせたらできあがりです。長ねぎのみじん切りと、七味唐辛子をふります。
根菜の煮物に圧力鍋は最強ですね。煮え具合を確認する手間はいりませんし、時短にもなります。
5分煮るだけで、ニンジンもごぼうもとてもやわらかく仕上がります。
正確に言うと、ピンが上がるまでの5分と、火を止めてからピンが下がってふたが開けられるまで10分、合計で20分くらいかかるのですが、それでも限りなくゼロに近い手間いらずです。
さて、熱々の豚汁が美味しい季節となりました。
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