
焼き秋刀魚丼
「秋刀魚 丼」でググってみると、判で押したように「蒲焼き丼」ばかりが出てきますが、脂の乗った秋刀魚のおいしさは、タレに頼らずとも塩だけで十分に堪能できるはずです。
ということで、秋刀魚の塩焼きをのせた丼をつくってみました。
秋刀魚をおろす必要がなく、グリルで焼いてのせるだけの簡単手抜きレシピですが、内臓も一緒にいただけるのがポイントです。
秋刀魚 | 1尾 |
大根 | 適量 |
塩 | 少々 |
醤油 | 少々 |
玉ねぎ | お味噌汁用 |
ほうれん草 | おひたし用 |
ご飯 | 適量 |


秋刀魚は塩を振ってからグリルで焼き、大根は皮をむいてすりおろします。大根の皮は細切りにして少量の塩をまぶせば一品になります。

焼いた秋刀魚は中骨にそって箸を入れて開き、頭と骨を外します。身を適当な大きさにほぐし、丼ご飯にのせます。大根おろしをのせ、醤油をたらしてできあがりです。



普通においしいです。
ただ、丼としての「まとまり」が少し弱くなってしまいました。味も見た目も、「丼」というより「のっけご飯」という感じですね。
ここで「蒲焼き丼」の利点がわかります。ご飯とあわせて丼にするには、甘くこってりとしたタレが必要だということでしょう。
ただ、これを書いているところで、「塩焼き秋刀魚を丼としてまとめる」秘策を思い付きました。ご飯に味と風味を付ける作戦です。
まず、大根おろしをもっとたっぷり用意します。汁も使います。
大根おろしに醤油をまぜて、それを丼ご飯の上に広げます。
そこに身をほぐした焼き秋刀魚をのせるわけです。
醤油を加えた大根おろしがご飯にしみて、焼き秋刀魚とみごとに「まとまる」と思います。
次回は、ぜひ試してみたいと思います。

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