なますと塩鯖そば
実家に帰省したのは1日だけだった。仕事が3日からということもあり、雑煮とおせちを食べ、夕方には電車で帰ってきた。他にも、あまりゆっくりできない事情があった。
一晩家を空けたわけだが、玄関の扉を開けて、ケインの気配がして、ひとまず安心した。
これまでに、気配がないと思ったら隣の部屋に幽閉されていたり、台風で網戸が外れてベランダにうずくまっていたりしたことがあった。もしその日に帰っていなかったら、もう少しやっかいなことになっていたかもしれない。
出迎えたケインには、いつもより入念に頭をこすりつけて「おかえり」「ただいま」の挨拶を交わした。
いつもそうだが、実家に帰った時は食べ過ぎななので、今晩は軽くそばとした。昨日も食べたけど。
冷蔵庫にあった焼いた塩鯖を入れてみた。他にきんぴらごぼうと、なます、これは大晦日、実家に帰る前に仕込んだものだ。
ニンジン1本、ダイコン半分を、スライサーを駆使して細い千切りにする。ここが唯一の難関。スライサーを使ってもめんどくさい。小さじ半ずつの塩を振って 10分あまりおく。出た水分をぎゅうぎゅう絞り、酢大さじ3、ユズ1個の皮の千切りと果汁を混ぜる。ラップをして冷蔵庫で年越し。ってなことに時間を食ってしまい、実家への出発が11時を回ってしまった次第。
焼いた塩鯖と長ネギ、雑煮用に買った三つ葉も入れてみる。醤油大さじ2、日本酒大さじ2、みりん大さじ1で塩鯖を5分くらい煮る。水 350mlを加えて汁の完成。味見をして、ほんだしをふたつまみほど入れてみた。
サバの唐揚げをのせたそばを作ったが、あれが美味かったのだからサバの塩焼きが合わないはずがない。とても美味しかった。
なますも二重丸である。ユズの香りが高く、酸っぱさもちょうど良い。漬け物よりもサラダにちかい。ボールいっぱいに作った半分くらいは一度にいけそうなくらいである。
元旦から美味い食事が作れて何よりだった。
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