野趣あふれるハマダイコンの炒めもの
羽田空港近く、多摩川河口の舗装道路の脇に生えていたハマダイコンを取ってきました。
見た目はほぼ大根ですが、お味はどうでしょう。
ネットで調べてみましたが、評価は ★★☆☆☆ な感じでしょうか。
大根といえば煮物ですが、より素材の味を検証するために炒めてみましょう。
炒め合わせるのは豚肉なんかではなく、油揚げです。
味付けはシンプルにめんつゆだけでいきます😤
ハマダイコン、油揚げ、めんつゆ、塩
皮をむいた根の部分に包丁をいれると、大根というよりは蕪にちかい質感ですね。
そして今回は茎と葉っぱの部分もいただきますよ。せっかく採取したので全草まるごと味わいます😤
しかし、
この茎と葉っぱが、なかなかの強者でした。
どおりで土から掘り返すときに指先がチクチクしたはずです。
はたして食べて大丈夫なのでしょうか😰
茎の部分はのぞいて、葉っぱだけを食材とすればいいようですが、もうすでにこのときは「丸ごと食べる」ことしか眼中にありません。
念入りに炒める、ことで対処します😤
根の部分と油揚げは細切りにしました。
サラダ油で、まずハマダイコンの根を炒めたら油揚げを加えます。
次にハマダイコンの茎と葉を加えて、よく炒めていきます。
炒めてもまだ固そうだったので、少量の水を加えてふたをして、蒸し焼きにしました。
めんつゆと塩で味付けをしたらできあがりです。
ハマダイコンの根の部分は、大根より水分が少なく、食感も蕪に近い感じです。ダイコン特有の香りと苦みが特徴です。
茎と葉も大根のようなみずみずしさはなく、とても繊維質です。よく噛んで食べる必要があります。
ほろ苦さとえぐみもあります。
食べられないことはないけれど、食べやすくもない、というところです。これが野菜と野草の違いですね。
ハマダイコンも根っこだけだったら、十分に食べやすいと思いました。
でも、どうせならすべていただきたいわけです。
ベランダで栽培していたゴーヤの芽や葉を食べてみたいと試したことがありました。
あの時も、美味しくいただけたというわけではありませんでしたね。
食べやすく改良されてきた野菜と違って、野に生える野草にはこちらから歩み寄るスタンスが必要なのだと思います。
このあと、近所の河原でハマダイコンの群生地を見つけました。
そしてノビルやヤブカンゾウも試してみたいですね。
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