レンコンと塩豚のバジル炒め【根菜で御馳走】
昨日に引き続き、レンコンが一節残っていたので調理する。
一昨日仕込んだ塩豚の端を切り取り、ベランダからバジルを一枝取ってくる。ナンプラー、ニンニク、唐辛子を調味料として炒め合わせた。
これが、根菜という地味なイメージを逸脱したといっていい御馳走となった。
レンコン、塩豚、バジル、ピーマン、ニンニク、唐辛子、ナンプラー、醤油、砂糖
レンコンは乱切りにしたら水にさらしておく。
薄切りにした塩豚をじっくり加熱して、鍋底にラードがたまったらレンコンを入れる。半ばラードで揚げ焼きのような感じになった。
レンコンというとシャキシャキした歯ごたえが売りだが、私はどちらかというと、よく焼いて、むっちりとしたレンコンが好きである。
レンコンにあらかた火が通った時点でニンニクと唐辛子を入れる。いつもと順序が違うが、最初に入れるとニンニク、唐辛子ともに焦げてしまうからである。ニンニクと唐辛子の香りを出しながら、ピーマンを入れ、ナンプラー大さじ1、砂糖小さじ 1/2、醤油小さじ1で味付けする。
火を止める間際にバジルを入れたら、軽く炒め合わせて出来上がり。
狙いどおり、よく焼いたレンコンはむっちりとした歯ごたえで、塩豚の旨味ラードとガーリックの香りの中で、塩豚以上に存在感がある。
「濃い」塩豚にバジルがよく合う。たっぷり入れたバジルのおかげで、ラードのしつこさを気にせずに旨味を味わうことができる。
食べ終わった後に皿の底に残った透明で一部茶褐色のサラサラした液体を白いご飯にかけて頬張りたい欲求を抑えるのにずいぶん苦労したが、どうにか正気を保つことができた。やれやれ。
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