【ANCHOR RL8】海へ・三浦半島を巡る
昨日は夏が来たかのような素晴らしい青空が広まった。
私の住む場所からロードバイクで走って日帰りの行動圏内というと、山は奥多摩、海は三浦半島がある。
ゴールデンウィークには奥多摩へ行ったので、次は海へ行こうと思っていた。
梅雨間近の貴重な晴れの休日、肌を刺す強い日差しを浴び、濃い影を引いてペダルを回した。
出発したのはなんだかんだで8時を回ってしまったのはいつものこと。9時には横浜に到着。
自転車で三浦半島一周は何度か走っているが、いつも途中で道に迷う場所がある。GPS付きのサイクルコンピューターを装備していても迷う。追浜近くで道なりに進んで行き止まりでUターンする羽目に。
この日は帰り道でも何度か迷った。走り慣れた道ばかり走っていると忘れてしまうことがある。初めての道を走るナビゲーション能力もサイクリングには必要だ。
横須賀を過ぎて海岸沿いの道路に出れば道に迷う心配はない。海を左手に見て快調に走る。程よい風が身体を冷やしてくれる。
馬堀海岸、観音崎と進んでいくと、歩道を走るランナーが目立つようになってきた。ゼッケンをつけているのでマラソン大会があるらしいとわかる。
ランナーの列は断続的に、三浦半島の先端部、三崎港の方まで続いていた。走っているランナーもいるが、歩いているランナーも多い。ランナーのゼッケンや、所々に設けられているエイドステーションには「ウルトラマラソン」の文字が見えた。
帰ってきてからネットで調べてみた。
第3回 三浦半島100km・60kmみちくさウルトラマラソン
あの炎天下を 100km!
スタートが5時ということなので、私が見たランナーはすでに6時間とか走り続けていたのか!
私と同じような決して若くはない(失礼)ランナーが、あんなにたくさん超長距離走に挑戦しているという事実は感慨深いものがある。
それに比べて人力移動の究極の進化形であるロードバイクにまたがる私は快適なものだ。心拍数が上がるのは三浦半島の先のところで短いのぼりがあるくらい。今日もカメラを背負って走ったが、それほど苦にはならなかった。
三浦半島の先端にある江奈湾で自転車を停めてカメラを取り出す。この静かな湾を眺めて休憩するのがいつもの決まりだ。
家から持ってきたスポーツ羊羹とゼリーで簡単に補給して再出発。
三崎港まで行って城ヶ島大橋を眺める。今日も城ヶ島には渡らないけど、いつかは行ってみたい。
ここからは京急の三崎口駅まで少しのぼりがあり、あとは134号線をひたすら北上する。
前回来た時は鎌倉、江ノ島まで足を伸ばしたが、そこまで行くとクルマの渋滞が予想されるので手前の逗子を通って戻ることにする。
何度か進む道を軌道修正しながら、途中でコンビニ補給もしつつ、16時前には家に帰ってこられた。
日差しは強いが湿度が低くて走りやすい1日だった。
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