鶏肉と春菊のスパイスカレー
今回はこちらの動画のレシピを参考にして、スパイスカレーをつくります。
動画内では菜の花を使っていますが、春菊でもおいしくできるようなので試してみましょう。
鶏もも肉 | 1枚 270g |
春菊 | 140g |
トマト | 1個 250g |
玉ねぎ | 1個 150g |
ニンニク | 1かけ |
生姜 | 1かけ |
★コリアンダー | 大さじ1 |
★クミン | 小さじ2 |
★ターメリック | 小さじ1/2 |
★カイエンペッパー | 小さじ1/4 |
★胡椒 | 小さじ1/4 |
塩 | 小さじ1 |
ココナッツミルク | 100ml |
水 | 100ml |
サラダ油 | 大さじ1 |
ご飯 | 適量 |
- 鶏もも肉
- 好きな大きさに切り分ける
- 春菊
- 洗って3cm幅に切る
- 玉ねぎ
- 可能な限りの薄切り
- トマト
- ざく切り
- ニンニク、生姜
- すりおろす
フライパンにサラダ油を熱して、玉ねぎから炒めていきます。
玉ねぎが茶色になるまで10分ほど弱火で炒めました。玉ねぎの切り方が均等でないと色づき具合にも差が出てしまいますが、まあ、問題ないでしょう。すりおろしたニンニクと生姜を加えます。
軽く全体を炒め合わせて香りが立ったらトマトを加えます。
トマトに火が通ってきたら木べらで潰すようにして、水分が飛んでペースト状になるまで弱火で加熱します。これで10分ほどです。
いったん火を止めて、スパイス★と塩を加えます。再び火をつけて混ぜ合わせると、ここで一気においしそうなカレーの香りが広がります。
スパイスが全体になじんだら鶏肉を加えます。
水とココナッツミルクを加えます。
火を強めて、かき混ぜながら沸騰させます。
沸騰したらふたをして、弱火で10分間煮ます。
10分後、鶏肉が煮えたら最後に春菊を加えます。まず茎に近い、固い部分を加えます。
1分ほど煮たら残りの春菊も加え、全体を混ぜます。
ふたをして弱火で1分ほど煮たら火を止めます。お皿によそったライス(今回は玄米)にかけたらできあがりです。
いつもはおひたしなどでいただくあの春菊特有の香りが、カレーに合うなんて想像できませんでしたが、これはとてもおいしいです。特に歯ごたえのある茎の部分が、香りも強くておいしいと感じました。
参考動画では、ココナッツミルクが青菜のクセをカレーとしてまとめると説明されていました。
ココナッツミルクは、なんとも言えない甘い味と香りが特徴です。刺激的なスパイスの角を丸めて、味に厚みを出す役割があるのだと思います。
また動画内では、ルーを使うカレーではなく、少ないスパイスを使用するカレーだからこそ青菜の香りが引き立つという説明もありました。
なるほどですね。
スパイスカレーは、木べらを常に動かして炒め続けるという調理工程が多く、調理時間の割りには手間がかかる印象があります。圧力鍋やシャトルシェフで調理にどれだけ時間をかけてもまったく苦にならないという実感の逆ですね。
それでも、子供の頃から慣れ親しんだおいしいルーのカレーとは違って、スパイスの配合や使う食材で多彩に変化するスパイスカレーをつくるのは、自炊だからこそできる楽しみに違いありません。
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